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楠本式石田流の3回目は、本家楠本氏の実戦譜を紹介します。

この棋譜は、1985年度のグランドチャンピオン戦、読売日本一の楠本氏とアマ名人の
田尻氏の対戦からです。また、本稿は将棋ジャーナル誌に掲載された楠本氏の自戦記
を参考にさせていただきました。

第1図は、6七の銀を▲5六銀と出たところです。▲4五銀を見せて、△4四歩と突
かせるこの手は、楠本式やカナシスでは基本の手です。

少し進んで第2図は、先手が3七角型石田流にし、▲7四歩の攻めがあるので、後手
が△6四歩と突いたところです。この手は、角の睨みを遮断する手なのですが、後の
駒組が難しくなる嫌いもあります。


CapD20101119.png

第2図から、

▲4八金寄 △4二角 ▲1八玉 △1四歩 ▲6五歩 (第3図)

▲4八金寄~▲1八玉として、楠本式の布陣が完成です。

▲6五歩に、△同歩と取ってくれれば、▲7四歩で先手有利ですが、もちろん取っ
てはくれません。

△1五歩 ▲2六歩 △9四歩 ▲6六飛 (第4図)

△1五歩には、▲2六歩から銀冠を目指すのが楠本流で、▲2八玉とは戻しません。
(△1三香打ちとか端攻めを見せられたら別。)▲6五歩と突っかけたものの、取り
込めないので▲6六飛と寄りました。


CapD20101119_1.png


△9五歩 ▲2七銀 △9三香 ▲3八金上 △6三金 ▲9六歩 (第5図)

後手は、△6三金と上がり6筋を厚くしてきましたが、右金は△4三金と固める方が
よかったと思います。▲9六歩が機敏な仕掛けでした。局面は膠着状態なので、居飛
穴よりも玉が堅くなった振り飛車にとっては捌いていきたいところなのです。

以下、第6図となりましたが、▲7二歩と攻めを催促した手が好手で、△5五歩から
の手順はあまりよくなかったようです。詳しくは、実戦譜をご覧ください。


CapD20101119_2.png




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2010.11.19 / Top↑
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