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楠本式石田流とは、関西のアマ強豪である楠本誠二氏が、20年以上前に考案した

三間飛車の居飛穴に対する作戦です。


当時は、藤井システムが登場する前で、居飛穴が猛威を振るっていました。楠本氏

は、この戦法を駆使し、アマの大会で対居飛穴勝率が90%近かったというから驚

きです。(楠本氏は三間飛車党で、アマ竜王戦の前身である読売日本一で優勝する

などされています。)

kusumoto.png
(将棋ジャーナル誌1985年9月号より)


独特な形をしていますが、優秀な戦法で、週刊将棋アマプロ平手戦では、プロを破っ

たこともあります。(1985年 対本間四段)


この戦法は、居飛車穴熊にも負けない玉の堅さ、遠さにして、強気に捌いていくのが

狙いです。


CapD20101111.png


楠本式石田流のポイント

①出だしは普通っぽく美濃囲いにする。

②△1二香の瞬間、▲5六銀と出て▲4五銀を見せる。実は、△4四角と角道
 を止めさせるのが狙い。

③石田流の陣形で、角を3七(7三)に転換する。(3七角型石田流)

左の金は、3七の地点を補強する為に4八に持ってくる。

玉は、香頭に早逃げしておく。

⑥両端は突かない。9筋は必要がなく、駒組を急ぐ。居飛穴が1筋を狙ってきたら
 2六歩・2七銀とする手や2八玉と戻す手も必要。

馬ができたら3七か2八に引き付け、穴熊と同等以上の堅さにする。

7七の桂馬は、取られないように逃がす。 



実は、楠本氏自身がもう何年もこの戦法を封印されているように、高段者に的確に

受けられると難しい面があります。しかし、初段くらいまでの相手には、かなりの

威力をあげることと思います。


次回は、この戦法の狙いを理解していただくように、うまくいった場合を紹介した

いと思います。


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2010.11.11 / Top↑
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