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第1図(羽生-谷川戦 2004.7)は、7七角型石田流対袖飛車で、後手が△7四歩
と仕掛ける前に、▲6五歩からの捌きを警戒して、▲3三銀と角道を止めたところ
です。

次に△7四歩と指されたら、受けるのが大変なので、先手はここで動かなければな
りません。この局面では、9筋の突き合いがあることがポイントになります。

羽生名人は、ここで▲9五歩(第2図)と端に手をつけました。飛車が8二にいる
形では、手筋の△8六歩があるので成立しませんが、7二飛型なので大丈夫です。


CapD20110723_5.png


第2図から、
△9五歩 ▲9五香 △9三歩 ▲9六飛(第3図)

第3図となっては、袖飛車の攻めがぼやけてしまい、先手が攻勢になっています。

第3図から▲9三香成りからの攻め(▲9三香成り △同香 ▲9四歩)がうるさ
いので、後手は△8二飛と守りました。

以下、少し進んで第4図となりました。次に、▲7四歩と指して難しくなりました
が、ここでは▲9三香成りが正解だったようで、△9三香 ▲9四歩 △同香 
▲同飛なら、先手が有利だったようです。


CapD20110723_6.png


7七角型石田流での▲9五歩は、羽生-谷川戦が最初のようですが、その後、何局
か指されています。

片上-木村戦(2006.8)では、▲7六銀~▲8五銀と繰り出し、▲9七桂と跳ねてい
ます。後手は△7二金~△7三金と出て、6筋~9筋での難解な戦いになりました。


CapD20110723_7.png


久保-佐藤戦(2007.10)では、▲9五歩 △同歩 ▲同香に、△同香 ▲同角(第
7図)と進み、△9二飛 ▲9六歩 △7二金 ▲5六銀 △2二玉 ▲6五歩
(第8図)という展開になりました。 第8図は、先手が指しやすそうです。

7七角型石田流での▲9五歩は、プロの実戦例では、後手の勝率が高いのですが、
袖飛車に対しての有力な指し方だと思います。この筋を嫌って、居飛車は端を受け
ないことが多くなっているようです。

9筋の突き合いがない場合には、▲9五角や、▲6八角などの手が指されています。


CapD20110723_8.png


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2010.10.25 / Top↑
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