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3手目▲7五歩に対する後手の応手

先手番で3手目に▲7五歩と突く手は、現在の大流行形です。この手に対しての後
手の応手を考えてみます。主に、

(1) △4二玉 (2)△6二銀 (3)△8四歩 (4)△5四歩 (5)△8八角成り
(6)△6四歩

などが考えられます。この他に△3五歩、△4四歩などもありますが、ここでは
省略します。


CapD20110308.png


(1) △4二玉(第2図)

最近よく指されるようになった手です。「▲7八飛を許さないという意思を示した
より厳しい手。」
(『島ノート』より)で、▲7八飛と指すのは、角交換~△4五
角(第3図)で先手自信ありません。この時に▲7六角に対しての4三の地点を守
っています。第2図からは、▲6六歩(第4図)と指して持久戦型の石田流を目指
すのが普通です。

谷川九段は、新イメージと読みの将棋観(将棋世界 2010年4月号)の中で、
「△4二玉は指さない。▲2六歩と突かれるのが気になる。」と述べています。


CapD20110308_1.png


(2) △6二銀(第5図)

以前はこの指し方が普通でした。この手には、7八飛と指して大丈夫(角交換~△
4五角は、▲5五角で香取りが受からない。)ですが、持久戦の石田流を目指すな
ら▲6六歩
(第6図)が無難です。


CapD20110308_2.png


(3) △8四歩(第7図)

以下、▲7八飛に△8五歩は、持久戦型の石田流を許さない居飛車最強の手と言わ
れています。先手は▲6六歩と突けないので、早石田(第8図)の急戦や升田式石
田流になることが予想されます。


CapD20110308_3.png


(4) △5四歩(第9図)

△5四歩は、後手も振り飛車にする可能性が高い手です。▲6六歩と指すのが普通
で、相振り飛車になる展開が予想されます。▲7八飛と指すのは角交換~△4五角
で後手歓迎の展開(『なんでも三間飛車』)になります。


CapD20110308_4.png


(5) △8八角成り 

△8八角成りは、石田流にはさせないという手ですが、後手番で序盤早々に角交換
するのは、手損がひびいてくるリスクがあります。▲同飛は、やはり△4五角問題
があります。▲7六角 (第11図)と受けて互角ですが、乱戦となる可能性が高いです。

振り飛車にしたいなら、▲同銀 △4二玉 6八飛 (第12図)と角交換振り飛車の
形にする指し方がわかりやすいと思います。


CapD20110308_5.png


(6)△6四歩

△6四歩に▲7八飛と指した時にも、△4五角問題が気になります。▲7六角と受
けますが、△6五歩以後の指し方を研究しておく必要があります。△6四歩に▲6
六歩と止めた場合には、山本流石田封じにされる可能性もあります。

CapD20110428_2.png



参考文献 
『島ノート』 島 朗著 講談社
『なんでも三間飛車』 戸辺 誠著 毎日コミュニケーションズ
『将棋世界』 久保二冠の講座「さばきのエッセンス」


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2010.10.25 / Top↑
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