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先手向い飛車・後手三間飛車の戦形で、先手が矢倉に囲った場合に、後手は浮飛
車から石田流に組んで攻めるのはあまりよくないと、「向い飛車対三間飛車6」
で解説しました。

しかし、菅井四段が考案した菅井流の攻め方は有力です。浮飛車にして、角も桂
馬も動かさない形から、歩を連続して突き捨てていく手順は画期的で、これによ
り向い飛車・矢倉の形が減少したとまで言われています。


第1図の後手が菅井流の陣形です。囲いは美濃囲いで△7一玉型で済ませます。
△6四歩を突いておくのがポイントです。


ここから、狙いの仕掛けが始まります。

△4五歩 ▲同歩 △6五歩 ▲同歩 (第2図)

△6五歩は▲同歩と取らないで▲4六銀と指す手もありますが、ここでは取った
場合の変化を考えてみます。


Cap20101212.png

初めて見た時には、こんな仕掛けが成立するかと思いましたが、角交換した後
の△2二角(第3図)が受けにくいのです。


▲7八飛と受けるのが普通ですが、銀をぶつけていきます。

△5五銀 ▲同銀 △同角 ▲5六銀 △2二角 ▲4六銀に

△6六歩(第4図)と垂らして後手が指せると思います。


CapD20101212a.png


実戦例も見てみましょう。

先手三間飛車対後手向い飛車ですが、先手番の場合はより強力になります。

やはり▲6五歩から仕掛けます。(第5図)


△同歩 ▲4五歩 △同歩 ▲3三角成 △同桂 ▲7七角 (第6図)


▲7七角と打ちましたが、▲8八角でも同じでしょう。


CapD20101212b.png


今回は、△2四角と受けてきました。(第7図)

これに対しても、銀をぶつけていきます。


▲5五銀 △同 銀 ▲同 角に、 △4六銀(第8図)


CapD20101212c.png


△4六銀と打たれて、先手失敗したようにも見えますが、


▲8八角 △5七銀成に、 ▲2五銀が絶妙手です。(第9図)


飛車を取られては勝負あった感じです。

以下、

△同 桂 ▲2二角成 △7一玉 ▲2三馬 △5八成銀 ▲2四馬

△5七銀 ▲5八金 △同銀成 ▲4九歩 △6六金 ▲7八飛(第10図)

まで後手投了となってしまいました。


CapD20101212d.png



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2010.10.20 / Top↑
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