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12日に行われた順位戦C級2組6回戦では、三間飛車対居飛車の対抗形が6局、相
振り飛車での三間飛車が2局指されました。詳しく見ると、下のような形でした。中田
功七段は中飛車でした。

対抗形
石川七段-横山六段  立石流  後手勝ち
澤田五段-竹内四段  4→3戦法  先手勝ち
佐々木四段-伊藤五段  後手石田流  先手勝ち
佐藤慎四段-西川和四段  後手石田流  先手勝ち
矢倉六段-藤原七段  向い飛車転換対居飛穴  先手勝ち
遠山五段-上村四段  石田流~向い飛車転換  先手勝ち

相振り飛車
田中四段-八代四段  相振り飛車 三間対5三銀型三間  先手勝ち
門倉四段-小倉七段  相振り飛車 三間対向い飛車  後手勝ち

佐々木四段-伊藤五段の対局は、4二金型の後手石田でしたが、4→3戦法からの升
田式石田流と同形になっています。13日の渡辺竜王-久保九段戦や24高段者の将棋
を見ても、後手の4→3戦法が苦戦している印象を持ちます。


それでは、何局か簡単に紹介します。

佐藤慎四段-西川和四段戦は、後手が4手目に△3五歩と伸ばして、▲6八玉 △2
二角成り △同銀 ▲6五角から例の乱戦になりました。

20手目は、後手が△7四歩(第1図)と指しました。先手が石田流での形を、このブロ
グで研究していますが、居飛車が先手なので2六歩が突いてあります。この場合は中
飛車にするのではなく、▲2五歩と伸ばしていくことが多いです。

少し進んで第2図となりました。棋譜中継サイトのコメントにありましたが、この局面
だけを見れば横歩取りと勘違いしそうです。48手目の△6三角がどうだったでしょうか。
以後、苦しい将棋になったように思います。


CapD20131116.png




遠山五段-上村四段戦は、遠山五段の升田式石田流模様の序盤でした。(第3図)
以前は、居飛車の14手目は、△6四歩か△9四歩でしたが、現在では△8四飛と浮く
のが主流となっています。

ここから△8八角成り ▲同銀 △2二銀に▲7八金が普通の進行です。しかし、△
2二銀に▲7八飛!と引き、数手進んで第4図となりました。早い△8四飛を咎めに
行く遠山五段の新構想でした。

ここから駆け引きが続いて、37手目に▲8六歩と突きました。プロの対局ですから、
単純に飛車先を逆襲できるということはなく、難しい将棋が続きましたが、遠山五段
が押し切りました。

CapD20131116_1.png




矢倉六段-藤原七段戦は、ノーマル三間対居飛穴になりました。21手目に矢倉六段
が▲8八飛と向い飛車に振りなおして、▲7八金(第5図)から▲8六歩の仕掛けを見
せます。

第5図から、△2四角の覗きに対して▲5八銀と引くのは仕方がないところです。次の
△5四歩に▲8六歩と仕掛けた実戦例もありますが、矢倉六段は▲6七金と上がりま
した。ここから数手進んだのが第6図です。なんと7八の金が4五まで出て行きまし
た。居飛穴に対して金を繰り出して一歩を取りに行くという手は、ちょっと指せないで
すね。

以下、まとめるのが大変そうですが、61手目の▲4六角で面白くなったと思います。
5五にも角を打って、角の睨みで居飛穴を退治した一局でした。

CapD20131116_2.png



参考サイト 名人戦棋譜中継

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2013.11.16 / Top↑
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