上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
 早石田の出だしから、▲7四歩 △同歩に ▲5八玉と指す手は、久保棋王が

「2年ほど前から情報として知っていた。」と話しているように、前から研究さ

れていたようです。私も、将棋倶楽部24で、1年位前から見かけました。同じ

9手目に▲3八銀と指す手もありますが(▲6八金や▲4八玉もある)、8八へ

の角の打ち込みがあるので、その改良版ともいえそうです。


CapD20101014_4.jpeg


 早石田には、角交換から△4五角や△6五角の筋があるのですが、それに備

えるとともに、最初に▲7四歩と突き捨てることにより、△6二銀・△7二金で受

けられる手を消しています。
 

この早石田5八玉は、公式戦で指される少し前に、NHK講座で先崎八段が紹

介し、広く知られるようになりました。



 公式戦で指されたのは、2010年5月の稲葉四段-吉田四段戦が初めてで、稲葉新

とよばれることもあります。(このブログでは、早石田5八玉としています。)


 将棋世界2010年11月号「イメージと読みの将棋観」で、この手が取り上げられ、

6人の棋士が意見を述べています。少しだけ紹介してみますが、否定的な意見が

多いようです。


渡辺竜王 「これは一目無理。・・・」


谷川九段 「一局の将棋だとは思うけど、指し手自体に違和感があるので、先手

でいきなりここまでしなくてもいい・・・」


久保棋王 「自分で指したことはないので評価は難しい。感覚的に相掛りや横歩

取りの将棋に近い・・・」


森内九段 「先手で、わざわざこの局面に持ち込むのはどうか。私はちょっと指

す気がしませんが、すぐにダメという将棋でもありません。」



 変化があまりにも多く難解ですので、このブログでは、序盤の変化を簡単に紹

介するだけにいたします。(②に続く)
スポンサーサイト
2010.10.14 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://sutekisangen1.blog76.fc2.com/tb.php/30-f5f02bc3

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。