上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
3六歩型の代表的な一局が、羽生-丸山戦(2003.12)です。なんと羽生三冠が先手
を持ってこの形を指しています。22手目までは、前回と同じような手順ですが、16手
目に△7三歩ではなく、△9二飛と逃げているのが違っています。

前回第1図以下の指し手
▲3六歩 △2六馬 ▲3八金 △5四歩(第1図)

△2六馬には、▲3八金と指しました。ここでも前回解説した▲3五飛と引く手があり、
その方が穏やかな進行になったと思います。

◇後手、中飛車に

第1図以下の指し手
▲同飛 △3六馬 ▲7四飛 △7三歩 ▲7五飛 △5二飛(第2図)

△5四歩に角を引いたのでは、△5三馬で先手不満です。前回と違って△7三歩を打っ
ていないので、▲5四同飛と取る手が成立します。後手は、馬を自陣に引くのではなく、
中飛車にして中央を狙いにきました。

CapD20130804.png

第2図以下の指し手
▲3四歩 △4五桂 ▲4八銀 △3五馬 ▲1一角成(第3図)

▲3四歩は△4五桂と跳ねられて気持ちが悪いです。しかし、先に▲4八銀では、△5
四飛や△3四歩と守られて面白くないと見たのでしょう。

後手は、飛車・桂・馬を5筋に集中させています。うまく受けないと潰されてしまいそう
です。

△3五馬には、▲4六歩と守る手もありそうですが、▲1一角成は、飛車の利きを通し
てしまうので強い手です。

第3図以下の指し手
△5六歩 ▲同歩 △同飛 ▲4九玉 △5七桂不成 ▲3九玉(第4図)

素人目には、第3図から△5七桂成り ▲4九玉 △3四馬で先手自信がないように思
えます。△5六歩は難しい手です。第4図の形勢は難解だと思います。

CapD20130804_1.png



◇△6二銀への対処

この対局の後で出された『石田流道場』には、33手目▲1一角成の局面は後手不利と
書かれています。そして、24手目△3六馬の代わりに△6二銀(第5図)を本筋としてい
ます。

第5図以下の指し手
▲3五歩 △5三銀 ▲同飛成 △同玉 ▲3四歩(第6図)

先手は▲3五歩と桂頭を狙います。△5三銀には飛車を切って▲3四歩と攻める手が
解説されていますが、以下、△4五桂 ▲3三歩成りに△5六歩で、先手が苦しいよう
です。

CapD20130804_2.png

△6二銀と上がられたら、飛車切りの勝負にいかないで、▲7四飛(第7図)と指した方
が無難です。以下△3六馬は、▲3四歩で後手悪いので、△5三馬または△5三銀で
いい勝負でしょう。

▲3五歩 △5三銀の後で▲7四飛は、△6四銀(第8図)で先手大変だと思います。

CapD20130804_3.png


参考文献
『石田流道場』 所司和晴著 毎日コミュニケーションズ


誤字・脱字、明らかな間違い等ありましたら、お知らせください。

1つでも役に立つことがありましたら、クリックしていただければ幸いです。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へ
にほんブログ村

スポンサーサイト
2013.08.04 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://sutekisangen1.blog76.fc2.com/tb.php/293-9f300a53

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。