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CapD20130714.png

初手からの指し手
▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩 △4二玉 ▲7八飛 △8八角成
▲同銀 △4五角(第1図)


1.▲5八玉か▲6八金か?

第1図で先手の指し手は、▲5八玉▲6八金かの二択です。手持ちのデータを見る
と、プロでは全て▲5八玉となっています。24高段者は▲6八金が多いのですが、勝率
は▲5八玉の方が高くなっています。なお、▲5八金左は7八の地点が空いてしまうの
で、この場合はよくありません。

▲5八玉か▲6八金かは、それぞれ長所・短所があるので、どちらが良いのか判断は
難しいです。▲5八玉は、5筋を攻められた時に当たりが強くなります。▲6八金は、▲
3四飛と回った時に、△2六馬が王手になるので、▲3六歩と指しづらいのが欠点です。

『島ノート』には、「▲6八金の方が優る変化が多い」と書かれていますが、ここでは、プ
ロの採用率が高い▲5八玉を中心にして考えたいと思います。

第1図からの指し手
▲5八玉 △2七角成 ▲7四歩 △同歩 ▲5五角 △3三桂 ▲7四飛(第2図)

CapD20130714_1.png

△2七角成りは当然の一手。先手は、▲7四歩を突き捨ててから▲5五角が正しい手
順です。先に▲5五角だと、△4四歩とされる手があります。(以下、▲7四歩 △5四
馬 ▲7三歩成り △5五馬 ▲8二と △同馬で難解。)


▲7四歩に△6二銀も有力か

▲7四歩 △6二銀(変化図A)

定跡書には載っていない変化ですが、▲7四歩には△6二銀も有力だと考えます。

変化図A以下の指し手
▲5五角 △3三桂 ▲7三歩成 △同銀 ▲同角成 △同桂 
▲同飛成 △7二飛(変化図B)

△6二銀には▲5五角と打ちます。△3三桂で△4四歩の場合も同様に進みます。

攻めを続けるしかないので、▲7三歩成 △同銀に角を切っていきます。二枚替えで飛
車は成れますが、△7二飛とぶつけられます。以下、▲8三龍には△9四角があり、▲
7四歩に△5五角で難解だと思います。

CapD20130714_2.png


2.△7三歩か△9二飛か?

第2図で△5四歩は、▲8二角成り~▲7二飛打(第3図)で先手の勝ちです。後手はこ
の手を受けなければなりません。

CapD20130714_3.png

プロ棋譜データでは、△7三歩が2例、△9二飛が4例ですが、羽生-丸山戦(2003.
12)以降は全て△9二飛となっています。24高段者では、△7三歩がやや多いです。
しかし、勝率を見ると、△7三歩は後手があまり勝っていません。

CapD20130714_4.png

他に△6四歩もありますが、▲同飛 △7二馬 ▲7三歩 △6二馬 ▲3四飛(第4図)
で先手ペースでしょう。(後手石田流で△8四歩が入っている時には、▲7三歩に△9
四馬と逃げる手があるので注意。)▲3四飛では、▲6二飛成り~▲3六歩も有力です。

CapD20130714_5.png

△9二飛型(第5図)の長所は、持ち歩が二枚になることや、将来、△7二飛から飛車
を活用する手があることなどでしょう。

△7三歩型(第6図)の長所は、先手の飛車が3四に動いた時に、▲7四飛と戻る手が
ないことや、先手の角が5五にいる時でも△5二飛と回れる(▲9一角成りがない。)
ことなどです。

CapD20130714_6.png


十字飛車で桂頭を狙う

△7三歩、△9二飛に対して飛車を下に引いたのではつまりません。ここは▲3四飛
と回る一手です。馬を作らせた代償に桂頭を狙いにいくのが先手の作戦なのです。


3.▲3六歩か▲3六飛か?

▲3四飛には、△3二金(第7図)・△2二銀・△3二銀が考えられます。△2二銀や△
3二銀は、▲2四歩と指された時に玉頭が弱いのが欠点です。多く指されているのは
△3二金です。

第7図で、先手の指し手は▲3六歩▲3六飛に分かれますが、難しくなるので次回
以降に検討します。

CapD20130714_7.png


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2013.07.14 / Top↑
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