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第1図は、三間飛車対5三銀型三間飛車の戦形で、後手が△5五角と出たところで
す。

第1図以下の指し手
▲5六銀 △8二角 ▲4六歩(第2図)

▲5六銀に△8二角と転換して、角の睨みで先手陣を攻撃するのが後手の作戦です。
これに対しての対応策を考えてみたいと思います。

『相振りレボリューション』には、類似の局面から、▲5六歩 △8二角 ▲6五歩 
△4四歩 ▲5七金と指して、△3六歩には▲4六歩と指す手が解説されています。

ここでは、別の指し方を紹介します。

第2図の▲4六歩はタダですが・・・

CapD20130519.png

第2図以下の指し手
△同角 ▲6五歩 △4四歩 ▲4五歩(第3図)

歩を角で取らせて、▲6五歩と突きます。▲1一角成りがあるので、△4四歩と受けま
すが、▲4五歩と合わせるのが先手の狙いでした。ここでは、▲4七金や▲4七銀引
として収めてしまう指し方もあります。しかし、一歩損なので面白くないでしょう。

第3図以下の指し手
△3六歩 ▲4七金 △8二角 ▲4四歩 △3七歩成 ▲同銀(第4図)

第3図からは、△3四飛や△4二飛も考えられますが、△3六歩は最強の手です。
▲4七金で角を追い払って▲4四歩と取り込みました。しかし、△3七歩成が厳しい
手です。

CapD20130519_1.png

第4図以下の指し手
△同飛成 ▲同金 △3六歩 ▲同金 △1九角成(第5図)

第4図では△3六歩や△4六歩も有力ですが、△同飛成から決めにいきました。▲同
金に△3六歩と叩いて、△1九角成となった局面は後手が勝ちやすいでしょう。

△同飛成には▲同桂も考えられます。やはり△3六歩(変化図)に、▲同金は△3五
歩で悪いので、▲3一飛、▲3八歩、▲7三歩などが考えられます。しかし、後手の攻
めはなかなか切れなくて難解だと思います。

CapD20130519_2.png




第6図は、別の対局からです。第3図と比べると、先手玉や後手の左金の位置が違っ
います。この形では同様に進んだ場合に、第7図で△3七飛成りは無理筋です。実
戦では、後手は第6図で△4二飛と指しています。

形によっては、▲5六銀から▲4六歩~▲4五歩とする指し方は有力だと思います。

CapD20130519_3.png

参考文献 『相振りレボリューション』 杉本昌隆著 マイコミ

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2013.05.19 / Top↑
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