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先日行われた順位戦C級2組では、三間飛車の対局が8局あり、下の様な結果となり
ました。

中村亮-藤森戦 石田流(7七角型)対銀冠 先手の勝ち
佐藤紳-小倉戦 居飛穴対ノーマル三間 石田流組換え 後手の勝ち
川上-石川戦 居飛穴対ノーマル三間 石田流組換え 先手の勝ち
横山-八代戦 石田流本組み対銀冠穴熊 先手の勝ち
藤原-菅井戦 4手目△3二飛 角交換乱戦型 後手の勝ち
西川和-長岡戦 ノーマル三間 石田流組換え対居飛穴 先手の勝ち
遠山-勝又戦 石田流本組み対銀冠 先手の勝ち
門倉-中田功戦 初手7八飛~向い飛車転換 先手の勝ち


戦形はいろいろありましたが、なんと三間飛車の7勝1敗でした。この中から数局ピッ
クアップしてみたいと思います。

佐藤紳-小倉戦

居飛穴に対してノーマル三間飛車から石田流組換え型は3局あり、小倉先生は、ここ
数年よく指されている6四銀型(美濃囲い)でした。

石田流組換え型には、6六銀型から中央を攻めるのが居飛車の常套手段で、この対
局でも、第1図から先手は▲5五歩と指してきました。△4五歩がこの形を活かした手
です。▲5四歩の取り込みは△同飛でつまりません。

▲6八金寄 △3六歩 ▲同歩 △6二角と進み、数手後に第2図となりました。後手
が面白い形勢だと思います。

CapD20130112.png



中村亮-藤森戦

▲7五歩からの石田流は3局でした。全て後手は銀冠に組み、袖飛車にはせずに8四
飛型でした。

中村亮-藤森戦では中村亮五段が37手目に▲2五歩(第3図)と仕掛けました。7七
角型石田流の狙い筋の1つで、△同歩は▲同桂に、△2四角には▲6五歩、△4四角
には▲4五歩~▲6五歩で先手ペースです。

実戦は、▲2五歩に△5五歩 ▲2四歩 △同銀 ▲4七銀引 △2五歩 ▲6五歩(第
4図)と進みました。後手の玉形を悪くして、先手満足の進行でしょうか。

CapD20130112_1.png



藤原-菅井戦

藤原-菅井戦では、菅井五段が4手目に△3二飛(第5図)の新手を指しました。こ
の手は、角交換から▲6五角が見えているので、深く考えたことはありませんでした。
大事な1番でこの秘策を披露した菅井五段はすごいと思います。

第5図から角交換されても互角以上に戦えるのなら大きな発見でしょう。2手目△3
二飛から、▲2六歩に△3四歩も成立するということです。

私も実戦で試してみたところ、第5図以下、▲2二角成り △同飛 ▲6五角 △7四
角 ▲同角 △同歩に▲5五角(第6図)と指されて困りました。△8二銀と受けるの
が最善のように思いますが、難解で私は自信がありません。

CapD20130112_2.png



門倉-中田功戦

門倉四段は、初手7八飛。ぶれないですね。しかも相手はコーヤン先生。門倉四段得
意の角交換振り飛車を避けてか、角道を開けないで駒組が進みました。しかし△3四
歩と突かなければ玉を固く囲うことはできません。第8図から、先手は▲6四角と切っ
て、チャンスも与えずに押し切ってしまいました。

CapD20130112_3.png




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2013.01.12 / Top↑
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