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升田式石田流対5六歩・4六銀型

升田式石田流(先手番)には、6四歩・6三銀型で対抗するのが普通です。しかし、
ダイレクト四間飛車(後手番)に振られた形では▲4六歩と突きにくいので、3・4・3
戦法からの升田式石田流には5六歩型が多いようです。

5六歩型に対する指し方は、棋書にはほとんど解説されていません。石田流に対し
て5六歩型は、4六歩型よりもよくないというのが定説ですが、▲5七銀~▲4六銀(
基本図)と出る形は、なかなか難敵だと思います。

今回は、基本図からの攻防を検討してみます。ここまでの指し手は、下の動く棋譜
を参照してください。

CapD20121214.png

居飛車は、角の打ち込みを警戒して4九金型にしています。ここから▲5五歩と位を
取り、▲5六角と打つのが狙い筋の1つです。すぐに▲5七角や、▲7七銀~▲6八
角も見えますが、うまく行き難いと思います。▲5五歩を避けて△3二金で△5四歩
は、▲4五銀で後手が困ります。

基本図からは、すぐに1.▲5五歩と突く手と、2.▲7七銀と上がっておく手が考えら
れます。(他に▲6六歩などもありますが省略します。)


1.基本図から▲5五歩(第1図)

第1図以下の指し手① 
△3三桂 ▲5六角(第2図)

第1図から△3三桂は、▲5六角と打たれます。角交換振り飛車では筋違い角に注意
と言われます。升田式石田流でも、この▲5六角には気をつけなければなりません。

CapD20121214_1.png

第2図以下の指し手
△8四飛 ▲7七銀 △5四歩(第3図)

飛車は8四に逃げるくらいでしょう。▲7七銀にゆっくりしていたら飛車をいじめられる
ので、△5四歩と反発します。


第3図以下の指し手
▲6六銀 △5五歩 ▲同銀右 △3四角 ▲同角 △同飛(第4図)

▲同歩は△同飛で飛車が楽になるので、▲6六銀と出ます。
△3四角と合わせて飛車を動かしますが、第4図では再度▲5六角と打つ手や、▲5四
歩もあり、後手が苦しそうです。

CapD20121214_2.png

第1図以下の指し手② 
△3三銀 ▲5六角(第5図)

▲5五歩には、△3三銀と上がった方が良いと考えます。▲5六角と打たれた時に、△
5四歩の反撃が厳しくなるからです。先手は、ここで▲5六角と打たずに他の手を指し
て、△4四銀と出てきたら打つのも有力(△3三飛と下がらせる)ですが、その形は2で
取り上げます。


第5図以下の指し手
△8四飛 ▲7七銀 △4四銀 ▲6六銀 △5四歩(第6図)

△8四飛に▲3五銀は△5四歩で先手自信ありません。▲7七銀の時に△5四歩もあり
ますが、▲6六銀 △4四銀で同じ局面になります。

CapD20121214_3.png


第6図以下の指し手
▲同歩 △同飛 ▲5五歩 △5一飛(第7図)

第6図から▲7五銀と出るのは、△5五歩 ▲8四銀 △5六歩となり、先手苦戦です。
※参考棋譜参照

また、取らずに▲6八金なら△3三桂と指して▲同歩を催促します。(それでも▲5八
金上などなら、△5五歩と取って後手が指せます。)

なので、▲同歩と取りますが、後手は窮屈だった飛車を5一まで移動できました。以
下、▲2四歩 △同歩 ▲同飛 △3三桂でいい勝負でしょう。

第5図から、△8四飛 ▲7七銀 △4四銀に▲2四歩と突く手も考えられます。これ
には、△同歩 ▲同飛に△5五銀(第8図)と勝負する手があります。

以下、▲8四飛 △5六銀 ▲2四飛 △2三歩が最善だと思いますが、いい勝負でし
ょう。この進行に自信なければ△5五銀とは指さずに、△2二歩と辛抱する手が考え
られます。

CapD20121214_4.png

 ※参考棋譜


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2012.12.14 / Top↑
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