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11/13のC級2組順位戦では、三間飛車が10局も指されました。(相振り飛車を含む)
戦形もいろいろでしたが、やはり▲7五歩からの石田流が多いようです。全体として
は、三間飛車の5勝5敗でした。

阪口-中田戦 石田流本組み対銀冠 先手から▲6五歩 先手勝ち
中村亮-佐藤慎戦 石田流対右四間飛車 先手勝ち
横山-高見戦 石田流回避7六銀型対二枚銀 後手勝ち
菅井-斎藤戦 7七角型石田流対左美濃 持久戦型 後手勝ち
遠山-中座戦 石田流本組み対銀冠 袖飛車から△9三桂~△8五桂 後手勝ち
上野-小倉戦 居飛穴対ノーマル三間 向い飛車転換型 先手勝ち
門倉-神崎戦 初手7八飛対糸谷流右玉 先手勝ち
石川-増田戦 向い飛車対三間飛車 後手勝ち
川上-瀬川戦 中飛車対三間飛車 後手勝ち
伊藤-矢倉戦 三間飛車対5三銀型向い飛車 後手勝ち



菅井五段対斎藤四段戦は、全勝対決となりました。第1図は▲4五銀と出たところ
です。最近は、▲4六歩と突いて持久戦になることが多いですが、これはここから
戦いになる可能性がある手です。

この局面を見て、豊島七段は、「現局面で△2三銀を選ぶ確率は90パーセント」と
話されたそうですが、後手の指し手は△2三玉で、穏やかな進行となりました。

△2三銀なら▲6五歩と仕掛けて、
①△同歩 ▲7四歩 △同歩 ▲3六飛 △7七角成 ▲同桂 △8九角 ▲6五桂

②△3二金 ▲7四歩 △同歩 ▲3六飛 △3五歩 ▲同飛 △7七角成 ▲同桂 
 △3三歩

などの進行が予想されます。『石田流対左美濃 ▲4五銀~▲6五歩の仕掛け』
で取り上げてきた形とわずかに違うので、手順も変わってきます。難しい変化が多く、
先手が少し大変ではないかとも考えられているようです。

△2三銀と指していたら、菅井五段が▲6五歩からの仕掛けを決行していたか?そう
だとしたら、どのような手順で進めたかは興味あるところです。

第2図は終盤の局面です。一手前の△4七歩が好手で、後手が指せると見られてい
ました。しかし、ここで角が逃げているようでは飛車が2枚の先手にやられそうです。
斎藤四段は、ここから見事な寄せを決めて、6連勝としました。

CapD20121115.png




第3図は、阪口五段対中田七段戦からです。三間飛車の名手、中田先生が石田流を
受ける展開となりました。本組みに対して、最新形の銀冠+8四歩型で戦っています。
6二金が工夫で、戸辺流の△同歩 ▲同桂の攻めを消しています。しかし、△6二飛と
して受ける手がなくなっています。

第3図から、
△同歩 ▲7四歩 △同銀 ▲6五銀 △同銀 ▲同桂 △6四歩 ▲同角 △6三金
▲8六角 △6四歩 ▲7四歩 △6五歩 ▲7三歩成 △同金 ▲5三角成(第4図)

長く進めましたが、苦心の手順で攻めをつなげました。以下、△9九角成りと入られて、
先手の桂・香損ですが、後手の形が悪く、いい勝負のようです。結果は、先手が勝利し、
阪口五段も全勝をキープしました。


CapD20121115_1.png




参考サイト
・名人戦順位戦棋譜速報

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2012.11.15 / Top↑
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