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初手から、
▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩 △8八角成 ▲同銀 
△4二玉 ▲5五角(第1図)

先日の朝日杯将棋オープン戦、中村亮-古屋アマ戦では、石田流4手目角交換同
銀型になり、△4二玉に▲5五角の新手が指されました。この手は、最近将棋倶楽部
24で見かけていたので気になっていました。この手が成立するなら、4手目角交換に対
する先手の選択肢が広がります。

第1図から、
△4四歩 ▲同角 △3三桂 ▲3六歩 △5二金右 ▲7八飛(第2図)

▲5五角には、香取りを受ける手が必要です。実戦では、△4四歩 ▲同角 △3三
桂と受けましたが、他には△3三角(△2二角)や△3三桂もありそうです。歩を取らせ
てから△3三桂と指したのは、5五角の位置からの▲7四歩を警戒した意味があります。

▲3六歩は、桂頭攻めを見せた手です。また、▲7八飛と振った時の△4五角を消して
もいます。

CapD20120908.png

第2図から、
△6二銀 ▲5五角 △4三金 ▲4八玉 △3二玉 ▲5八金左 
△2一玉 ▲7四歩(第3図)

▲7八飛~▲5五角。やはり飛車のコビンを狙うのが急所です。後手陣に4一金と4
三金の2枚の離れ駒ができたタイミングを見て▲7四歩と突きました。

第3図から、
△7二飛 ▲1六歩 △3二金 ▲3八銀 △5四歩 ▲2八角(第4図)

△7二飛と受けられて、飛車角だけの攻めでは、潰せそうにはありません。互いに自陣
を整備して第4図となりました。ほぼ互角かと思いますが、△7四歩とは取れず、6二
の銀も動かせないので、後手の方が指す手が難しいかもしれません。

CapD20120908_2.png

※解説付きの棋譜は、朝日杯将棋オープン中継サイトにあります。



第1図から①△3三角(△2二角)と②△3三桂も検討してみます。

①△3三角(△2二角)

第1図から、
△3三角 ▲4六角 △8六歩 ▲7八飛 △8五歩(第6図)

△3三角に▲同角成りは手損になるので、▲4六角(第5図)と引きます。後手が△8
六歩~△8五歩と突っ張った時に、どう指すかが難しいです。

▲7四歩 △8六歩の攻め合いは、居玉の先手が自信ないかもしれません。▲7九金
から升田式にする手もありますが、飛車先を切られます。▲7七銀は、攻めがぼやけて
しまいます。

8手目は、△3三角と△2二角のどちらがいいのは微妙です。第6図になった場合には、
△3三角が勝っています。しかし、△3三角とした場合には、▲同角成り △同桂に、
先手は居飛車にする指し方が有力かもしれません。

CapD20120908_3.png

第1図から、
②△3三桂(第7図)

ここから▲7四歩は、△同歩 ▲7八飛に△4五角(第8図)があります。以下、▲5
八玉または▲6八金に、△2七角成り ▲7四飛で、よくある進行になります。これは、
先手が少し自信がないでしょう。

CapD20120908_4.png

第7図から、
▲3六歩 △5四歩(第9図)

やはり▲3六歩と突く手が有力だと思いますが、△5四歩と突かれて角をどちらに引く
か?

(1)▲6六角 △6四角(第10図)

以下、▲1八飛と一旦逃げるか、逃げずに駒組をするか・・・いずれにせよ難しい将棋
になりそうです。

CapD20120908_5.png

(2)▲4六角 △5二飛(第11図)

▲4六角には、△6二銀、△3二銀などが考えられますが、中飛車にする手を検討して
みます。以下、▲7四歩と攻めるのは、△8二銀 ▲3五歩 △同歩 ▲7三歩成り 
△同銀 ▲3四歩 △4五桂 ▲3八飛(第12図)が進行例です。先手が攻めきるの
は大変だと思います。


中村亮-古屋アマ戦の感想戦では、中村亮五段が「▲5五角は少し無理かもしれな
かったですが、やってみたくなったので」と話されていました。第1図以下は、どちらも指す
手が難しいと思いますが、研究しだいでは有利に進められると思います。

今後は、△4二玉に▲5五角を防ぐ為、6手目は△5四歩が増えるかもしれません。


※参考サイト 朝日杯将棋オープン中継サイト

CapD20120908_6.png

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2012.09.08 / Top↑
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