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相三間飛車 中盤戦の攻防 11手目▲7六飛型 4

◇なぜ▲7六飛型が指されるようになったか?

11手目に▲7六飛型と浮く指し方が流行っている理由を簡単に整理してみます。従来
最善と言われた▲4六歩は、相高美濃の同形に進めば先手指しやすいとされています。

CapD20120629.png

しかし、

①△8八角成りとされる阿部新手(A図)がやっかい。
②△3四飛(B図)と浮かれて、後手に早く攻めの態勢を作られる可能性がある。

などの理由で減少傾向にあります。

▲4六歩と突かないで▲3八銀も指されていますが、この場合も△3四飛(C図)と先
に浮飛車にされる手があるのです。この形は、先日の女流王座戦(長谷川-山口戦)
で指されました。

基本図の▲7六飛は、積極的に主導権を取りにいく手なのです。

CapD20120629_1.png

今回は、将棋倶楽部24高段者の実戦から、相三間飛車 ▲7六飛型の中盤戦の攻
防をご覧いただきます。

◇石田流に対して、引き角+▲4六銀型が流行形

基本図から、
△7二玉 ▲7七桂 △3四飛 ▲3八銀(第1図)

▲7七桂と上がれば、▲7四歩or△3六歩からの急戦はなくなるので、穏やかな進行
になります。

第1図から、
△2四歩 ▲3九玉 △2五歩 ▲9六歩 △9四歩 ▲6八銀 △8二銀
▲5六歩 △8四歩 ▲5七銀 △8三銀 ▲4六銀 △1四歩 ▲7九角(第2図)

先手は、▲5六歩と突き、▲5七銀~▲4六銀と出て、引き角にして後手の動きを牽
制するのが最近よく見かける指し方です。部分的には、石田封じのような形です。

後手は、金無双から△8四歩と突いて銀冠への組み換えを狙います。

CapD20120629_2.png

◇角は5七が好位置

第2図から、
△1三角 ▲5七角 △3三桂 ▲8六歩 △8二玉(第3図)

▲7九角には、△1三角と出て3五の地点を守ります。先手は、▲5七角と動かして、
銀冠の弱点である8筋へ睨みをきかせます。△8二玉は普通の手ですが、甘かったか
もしれません。

第3図から、
▲7四歩 △同歩 ▲3五銀 △同飛 ▲同角 △同角 ▲4一飛(第4図)

▲7四歩が機敏な一手でした。△同歩に▲3五銀がこの形で注意しなくてはならない
手です。△同角は、▲同角 △同飛に▲4六角の王手飛車があります。△同飛と取
りましたが、▲4一飛と打ち込んで先手優勢でしょう。離れ駒ができた瞬間を狙って、
n八段の鋭い仕掛けでした。

掲示板へ書き込みができるようにしましたが、時間が取れませんので、指し手に関す
る質問などにはお答えできないと思います。誤字や明らかな間違いなどありましたら、
指摘していただければありがたいです。

CapD20120629_3.png




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2012.06.29 / Top↑
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