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先日のNHK杯戦では、門倉四段が三間飛車に振り、居飛穴に対して玉頭銀に出て、
面白い作戦を披露されました。

第1図は、居玉のままで5四に出た銀を△6五銀に進めたところです。これは、▲2六
飛で受かります。ここから△7四歩~△7三銀~△6四銀と右の銀も繰り出してきた
のが驚きの指し方でした。

CapD20120624.png

実はこの作戦を、門倉四段は奨励会二段リーグの時に試していました。(第3図)こ
の時には先手四間飛車でした。2枚銀で角を攻めながら、端に集中攻撃をして快勝
しています。

しかし、これは門倉四段のオリジナルではなく、1998年に藤井九段が指しており、そ
の対局を参考にしたのかもしれません。(第4図)しかも相手は、深浦九段でした。
(結果は、藤井九段の勝利。)

今回は、後手三間飛車でも通用するように、研究されていたと思います。

第2図では、△7五歩と突きたくなりますが、▲同歩 △同銀に、▲2四歩 △同歩
 ▲2五歩から十字飛車を狙う手があり後手がまずいです。四間飛車なら、△3二金
と受ける手があります。

CapD20120624_1.png

第5図では、△7五歩と勝負すべきでだったようです。▲同歩 △同銀に、▲2四歩
 △同歩 ▲2五歩には、二筋放棄で△8二飛から攻めます。以下、▲2四歩 △
4五歩 ▲2三歩成り △4四角 ▲2五飛に△8六歩(第6図)が進行例です。ま
だ後手が苦しいと思いますが、勝負形にはなっています。

CapD20120624_2.png

実戦では、第5図から△8二飛と指しました。次の▲7七金が力強い受けです。(第
7図)△4五歩 ▲6六銀に、△5四銀と引かなくてはならないようでは作戦失敗でし
ょう。

さらにここから、▲5八金~▲6七金右(第8図)と守ったのが絶妙の手順で、普通
に▲6九金~▲7八金~▲6七金上では一手遅くなってしまいます。

本局は、門倉四段が負けてしまいましたが、その後の順位戦では、初手7八飛で勝
利しています。(初手7八飛は、これで9勝2敗!)これからも、どんな将棋を見せて
くれるか楽しみです。

Cap20120624.png




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2012.06.24 / Top↑
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