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最新のプロの実戦例より

初手から
▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩 △1四歩(第1図)

3手目▲7五歩に対して△1四歩は、先週、戸辺-高崎戦と永瀬-中村太戦で指
されました。後手が端歩で打診するこの指し方は、やはり増えているようです。

戸辺-高崎戦の進行

第1図から
▲7八飛 △1五歩 ▲4八玉(第2図)

戸辺-高崎戦(2012.5.15)では、第1図から▲7八飛に△1五歩 ▲4八玉となりま
した。

CapD20120525.png

第2図から
△8八角成 ▲同銀 △4五角(第3図)

▲4八玉は、角交換から△4五角と打たれても大丈夫ですよという手ですが、そのよう
に進みました。

第3図から
▲7六角 △2七角成 ▲4三角成 △3二銀(第4図)

△4五角には▲7六角で受けるのが定跡です。▲4三角成までは、阿部-矢倉戦と同
一進行です。以下の指し手は、棋譜が入手できないので不明ですが、▲5三馬 △5
二飛 ▲4四馬 △3三桂が進行例です。先手は△1六歩の攻めがあるのが気持ち悪
いところです。

戸部先生は、ブログで、「▲4八玉では、▲6六歩か▲5八金左が自然だった。」と書
かれていました。

※△3二銀以下、▲4四馬 △3三銀 ▲5五馬 △4二飛 ▲7四歩 △5四歩 ▲5六馬 △6二銀
 ▲3八金 △2六馬 ▲7七銀と進んだようです。


CapD20120525_1.png


永瀬-中村太戦の進行

第1図から
▲7八飛 △8八角成 ▲同銀 △3二銀(第5図)

永瀬-中村太戦(2012.5.18)では、▲7八飛に△8八角成と角交換してきました。
中村太六段は、次に△3二銀と指しました。
この手は西尾六段が初めて指した手で、▲1六歩なら△4五角で、▲2二角には△
1三香と逃げられます。

ここで△4五角と打つのは、第3図と似ていますが、事情が違ってきます。▲7六角 
△2七角成 ▲4三角成(第6図)と進んだ時に、△1五歩と詰めていないので端攻
めがありません。また、2七の馬と4三の馬を比較すると、先手の馬の方が、働きがよ
いので後手が面白くないとされています。

CapD20120525_2.png

第5図から
▲5八金左 △1五歩(第7図)

次に△4五角があるので、▲5八金左と守りました。ここで後手は端を詰めてきました。

第7図から
▲4八玉 △3三銀 ▲3八玉 △4二玉 ▲7七銀 △3二玉 ▲8八飛(第8図)

▲5八金左と上がったので、升田式石田流には組めません。先手は向い飛車に転換し
ました。▲7五歩と突いているので、後手に7四歩型に組まれないメリットがありますが、
7五の歩を狙われるリスクがあります。

角交換されていることと、後手が早く動いてきたので、囲いは美濃囲いにしています。中
盤戦以降、永瀬五段の相手玉の薄さをついた指し回しが印象的でした。

CapD20120525_3.png



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2012.05.25 / Top↑
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