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③テーマ図から▲6六歩(第1図)

プロでの実戦例は5手目▲7八飛よりもかなり少ないですが、アマでは多く指されて
いる手ではないでしょうか。△4五角問題を避けるなら、先に▲6六歩が安全です。

CapD20120509.png

▲6六歩には、△1五歩が多い

第1図からの指し手を、プロ棋士と将棋倶楽部24高段者で調べてみると、△1五歩
が最も多く指されていました。サンプル数が少ないですが、プロでは後手が全勝、24高
段者では先手が全勝と極端な結果になっています。他には、△3二飛と△8四歩が有
力のようです。

CapD20120509_1.png

次の一手データ(24高段者)
CapD20120509_2.png

△1五歩には、やはり▲7八飛(第2図)でしょう。これは、『早石田に対する4手目△1
四歩の考察 1』の第5図から▲6六歩と突いた形と同じになります。

第2図からは、石田流対居飛車の対抗形になることが多いです。しかし、次に△3二飛、
△3五歩、△5四歩、△4四角などなら相振り飛車が考えられます。

CapD20120509_3.png

囲いをどうするか

玉側の端を詰められたら、永瀬-佐々木戦(2012.2)のように、穴熊を視野に入れな
がら駒組みを進める
のがセオリーです。(第3図)

しかし、急戦を仕掛けられそうな時には、美濃囲いにした方が安全です。久保-佐藤
戦(2012.2)
がその例です。(第4図)後手が急戦で来る可能性があるので、▲5八
金左を先に指し(囲いをまだ決めない)、△7二飛に対して▲3八銀と美濃囲いにし
ています。

CapD20120509_4.png

△3二飛から相振り飛車

第1図から△3二飛は、菅井-豊島戦(2011.7)で指されました。先手も▲7八飛(第
5図)と相三間にするのが自然ですが、後手だけ角道が通った形になります。

第6図は、この将棋の中盤戦です。後手が△4四角と端を狙ってきました。前回第4
図と似ていますが、後手はまだ△3三桂と跳ねていません。△3三桂から△1六歩 
▲同歩 △1七歩の端攻めが強烈なので、先手はその前になんとかしなければなりま
せん。

ここから、菅井五段は、▲6五歩と勝負しました。角交換から△8八角と打たれまし
た。しかし、▲7四歩~▲5五角と反撃し、その後もうまく攻めを繋げて、先手が勝
利しました。

この将棋は、大和証券杯でネット中継され、私も観戦していました。先手が攻めきる
のは大変だと思っていましたが、57手目の▲6五桂から61手目の▲7五銀は、見事
な手順だと感心しました。

CapD20120509_5.png



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2012.05.09 / Top↑
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