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②テーマ図から▲1六歩(第1図)

CapD20120505.png

今回は、テーマ図から▲1六歩を検討してみます。
第1図は、プロの対局では10局しか指されていなく、先手6勝 後手4勝となってい
ました。

勝率データ(プロ棋士)
CapD20120505_1.png

将棋倶楽部24の高段者では、28局(前回よりも棋譜を増やしています。)あり、先手14
勝 後手14勝でした。

勝率データ(24高段者)
CapD20120505_2.png

後手は△5四歩から相振り飛車にするケースが多い

第1図からの指し手は、下の表のようになっていました。△4四歩、△3五歩、△4二
飛、△3二飛なら相振り飛車模様。△4二玉、△8四歩なら、後手は居飛車が予
想されます。
△5四歩が1番多く指されており、この手は相振り飛車、居飛車のどちらも考えられ
る手ですが、20局中17局が相振り飛車になっています。

次の一手データ(プロ棋士)
CapD20120505_3.png

次の一手データ(24高段者)
CapD20120505_4.png

相振り飛車になった場合でも、先手は十分戦える

プロの対局で第1図から相振り飛車になった例は6局で、先手3勝 後手3勝でした。
24高段者のデータでは、28局中、相振り飛車になったのは23局でした。24高段者の対
局では、高い確率で相振り飛車になっているのがわかります。勝敗は、先手11勝 後
手12勝(先手勝率0.478)とほぼ互角でした。

戦法別データ(24高段者)
CapD20120505_5.png

玉側の端歩の突き合いは、相振り飛車になった場合に端攻めをされやすくなるので損
だと言われています。しかし、先手は端攻めを警戒しながら駒組を進めていくわけで、
十分戦えることがわかります。


いきなりの端攻め

第2図、第3図は、どちらも将棋倶楽部24八段同士の対局からです。△5三銀・△
3三角の形から、いきなりの端攻めです。

△1五歩には、どう受けたらよいのか迷うところです。この対局では、2局とも▲同歩
 △同香に、▲1七歩と指しています。この端攻めが成功するかは難しいと思います
が、後手が主導権を握る展開になりそうです。(結果は2局とも後手が勝利。)こん
な攻めもあることに注意しなければなりません。

CapD20120505_6.png




もう一局、将棋倶楽部24高段者の対局からです。

第4図は、後手が3四飛・4四角・3三桂と攻めの理想形に組み、既に作戦勝ちと言
えそうです。

第4図から、
▲同歩 △1七歩 ▲同香 △1五桂(第5図)

▲同歩に△1七歩から△1五桂と、教科書通りの端攻めが決まりました。第5図は、
先手が収拾困難な状況で、第4図までに駒組を工夫する必要がありました。

第5図以下は、▲2六歩 △1七桂成 ▲同桂 △1五香 ▲1八歩 △1七香成
と進み、入手した香を8七に打ち込み、後手が勝利しています。

CapD20120505_7.png





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2012.05.05 / Top↑
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