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3.▲5八金

▲5八金は、中村亮-日浦戦(2011.12)で指されました。

第1図から、
△6五歩 ▲同歩 △8八角成り ▲同銀 △4五角(第2図)

この形の場合は、△6五歩 ▲同歩に△6五同飛ではなく、△8八角成りと指すこと
が多いようです。『よくわかる石田流』には、これを▲同銀は△4五角打ちがあると書
かれていますが、中村亮-日浦戦ではそのように進んだようです。

CapD20120408.png

棋譜が入手できないので、第2図以降の指し手はわかりませんが、▲5六角あるいは、
▲7九飛が有力だと思います。▲5六角 △2七角成り ▲6八飛(第3図)が進行
例ですが、△5四馬と引かれて後手が少し指しやすさそうな気がします。

△8八角成りを▲同飛と取った場合には△6五飛(第4図)と走られて、やはり乱戦
模様となります。第4図で▲5六角と打つのは、△7五飛と逃げた手が銀取りの先手
になってしまいます。

CapD20120408_1.png

第4図から、
▲6八銀 △7五飛 ▲7七銀(第5図)

ですので、第4図からは▲6八銀と守る手が考えられます。△7五飛と寄った局面で
は、角を打つ手が有力そうです。

しかし、▲6六角には△3三角、▲6三角は△7二角で受かり、後が続きません。な
ので▲7七銀と上がります。第5図から△3三角には▲6八飛で、先手悪くはないと
思います。

CapD20120408_2.png


4.▲4八玉(第6図)

『杉本昌隆の振り飛車破り』には、「先手が(△1四歩に)▲1六歩と受けるつもりな
ら、かなり振り飛車有力なのでは?」と解説されている手です。

△1四歩 ▲1六歩 △6五歩 ▲同歩 △同飛(第7図)

△1四歩に端歩を受けないで▲5八金と守れば、永瀬-西川戦(2011.5)と同一局
面になります。(以下の手順は、下の棋譜を参照してください。)ここでは、1筋の端歩
を突き合った形で検討してみます。

CapD20120408_3.png

第7図から、
▲2二角成り △同銀 ▲6八飛(第8図)

△同銀に▲6八銀は△4五角があるので、▲6八飛とぶつけます。

第8図から、
△同飛成り ▲同銀 △3三角 ▲7七角 △1五歩 ▲6四歩(第9図)
 
△3三角では、他にいろいろ角を打つ場所があります。△4五角には▲6五飛があるの
で、△3三角を本線として考えます。

▲7七角と打ち合ったところで△1五歩から端攻めは、この場合無理筋です。これには
▲6四歩の垂らしが好手で、以下、△7二銀に▲3三角成り △同銀 ▲3六角 △
6二歩 ▲1五歩で後手失敗です。端攻めをしないで△7二銀なら互角でしょう。

CapD20120408_4.png

15手目に角交換せずに▲6八飛(第10図)とぶつける手も調べてみます。

①第10図から△6六歩
△6六歩 ▲7八金(第11図)

今度は、△6六歩と歩を垂らします。これを▲7八銀と受けるのは悪手です。△6七
歩成りとされ、▲同飛には△同飛成り ▲2二角成り △7八龍、▲同銀なら△8
八角成りで先手敗勢です。▲7八金と受けていい勝負だと思います。

②第10図から△6八飛成り
△6八飛成り ▲同金 △8八角成り ▲同銀 △4五角(第12図)

単に△6八飛成りも有力です。▲同金と取る一手に、角交換から△4五角が痛打と
なります。以下、▲6五飛には△6二飛の返し技があり、▲6四歩に△8九角成りで
後手が指せそうです。

前回第2図から、1.▲7四歩 2.▲6八銀 3.▲5八金 4.▲4八玉を検討し
てみましたが、どの手も先手に苦労が多いようです。やはり山本流石田封じに対して
は、7手目に▲6八飛と指すのが無難だと思います。

参考棋書
『杉本昌隆の振り飛車破り』 杉本昌隆著 毎日コミュニケーションズ
『よくわかる石田流』 高崎一生著 マイナビ

CapD20120408_5.png




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