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第1図から、▲3四歩 △同銀 ▲3五歩 △4三銀に▲1五歩と、▲3六飛は前回
解説しました。他に有力とされているのは、▲9八香(第2図)と上がる手です。

この手はプロの実戦で何回か指されていますが、最近、羽生二冠が対森内名人戦
(2012.1.4 上州将棋祭り)
で、この手を指しました。

▲9八香は▲4五歩から▲1一角成りに△4四角とぶつけられる変化になった時に、
を空成りさせる
意味があります。


CapD20120205.png

第2図から、
△3三金 ▲3四歩 △同金 ▲3五歩 △3三金 ▲3七銀(第3図)

第2図からは、△6四歩、△4一金、△3三金などが有力です。森内名人は△3三金
と上がりました。ここから一見何をやっているのかよくわからない手が続きますが、先手と
しては、これ以上棒銀で攻めるのは難しいので、手順を尽くして3六銀型の好形にしよ
うとしているのです。

第3図から、
△3四歩 ▲3六銀 △3五歩 ▲同銀 △3四歩 ▲2六銀(第4図)

△3四歩は、▲3六銀型を許さないという手です。実は、▲2六銀までは、藤井九段著
『四間飛車の急所3』で解説されている手順と同一で、解説の米長永世棋聖も、この順
を指摘していました。


CapD20120205_1.png

第4図から、
△6四歩 ▲2八飛 △5二銀 ▲3七銀 △3五歩 ▲4八銀右 
△7四歩 ▲4七銀(第5図)

次に羽生二冠は、2六にいた銀を4七に移動させて二枚銀の形にしました。この局は、
先手の右銀がすごい動きをしています。

少し進んで、第6図となりました。

後手は、形の悪かった3三の金をうまく活用していき、米長永世棋聖が、「盤全体の中
で一番輝いているのは後手の左金。」だというようなことを話されていました。第6図は
難しい形勢で、まだこれからの将棋だと思います。

この後も、イベントの早指し対局とは思えない白熱した戦いが最後まで続き、結果は森
内名人が勝利しました。


※参考棋書
『四間飛車破り 急戦編』 渡辺明著 浅川書房
『四間飛車の急所 3』 藤井猛著 浅川書房

CapD20120205_2.png



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2012.02.05 / Top↑
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