上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
振り飛車を指し始めの頃、▲3八銀~▲2七銀~▲2六銀と原始棒銀で来られて負け
てしまったという経験は、誰でもあることだと思います。四間飛車の場合は、△4五歩
から角交換を狙う指し方が有名ですが、三間飛車での簡単な受け方を紹介します。

第1図から、
△4三銀 ▲1六歩 △1四歩(第2図)

▲1六歩は手抜きでも、▲1五銀には△2二飛で受かりますが、△1四歩と突き合うの
が無難でしょう。


CapD20120129.png

第2図から、
▲3六歩 △5四歩 ▲3五歩 △4二角(第3図)

先手は▲1五銀と出られないので、▲3六歩~▲3五歩を狙います。これには、△5四
歩と突き、▲3五歩に△4二角と引きます。▲3五歩を△同歩と取るのは、手順に▲3
五銀と出られてしまいます。

第3図から、
▲3八飛 △6四角(第4図)

先手は▲3八飛と三筋を攻めてこようとします。ここで、△6四角と出るのが棒銀退治
の一手です。第4図は、先手が困っています。△1九角成りを受けなければなりません
が、▲1八飛、▲3七銀、▲3七桂など、いずれも△3五歩で後手有利です。

先手としては、単純な棒銀では上手くいかないので、△6四角の筋を防ぐために、左の
銀を5七にして、▲4六歩を突いてから攻めるなどの工夫が必要なのです。

CapD20120129_1.png



実戦例を見てみます。

第5図は、先手11級の方と後手12級の方の対局からです。今回、『将棋倶楽部24万
局集』で調べてみたのですが、第5図のような局面で、級位者の方が△1四歩と突いて
いる棋譜がいくつかありました。しかし、△1四歩は振り飛車側から突くことはありま
せん。角の利きがあるので、▲1五銀とは出られないのです。

第5図から、
▲1六歩 △5四歩 ▲6八玉 △6二玉 ▲7八玉 △7二玉
▲5八金右 △8二玉 ▲4六歩 △5二金左 ▲3六歩(第6図)

先手は、超急戦では来ないで、玉を囲いました。攻めてこないなら、当然、後手も玉を
囲います。

CapD20120129_2.png

第6図より、
△4三銀 ▲3八飛 △4二角 ▲4五歩 △5三角(第7図)

▲4六歩・▲3六歩と指されたら、△4三銀と上がり戦いに備えます。
先手は、▲3八飛と寄ってから▲4五歩と仕掛けました。もし、△1二香と上がってい
たなら、△同歩と取って戦えます。△4二角~△5三角は、定跡を勉強している人の受
け方です。△5三角のところで△6四角は、▲4四歩で銀が死んでしまいます。


第7図以下、▲4四歩 △同角 ▲同角 △同銀と進みました。先手の銀が遊んでおり、
この展開は後手が指せるでしょう。第7図で▲3五歩なら△7二銀でも戦えそうですが、
先手が5六歩型でないので、△5五歩と突く手もあります。▲同角には、△5四銀~△
4五銀と出て後手のペースでしょう。


第8図は、先手が初段の方、後手が二段の方です。

後手の方は、最初に紹介した指し方でなく、玉の移動を優先しています。

第8図から、
▲3四歩 △同銀 ▲3八飛 △4三銀 ▲3五銀 △4五歩(第9図)

▲3八飛には△2二角(手筋の▲3三歩は△同飛で、居玉の先手は戦えない。)と引く
のも有力ですが、▲3五銀に△4五歩が狙いの手です。棒銀に対して、△4五歩から捌
いてしまおうという指し方です。

CapD20120129_3.png

第9図から、
▲3三角成 △同桂 ▲7七角 △3七歩(第10図)

この場合は、▲3三角成りを△同桂と取るのが正しいようです。最後の△3七歩は、実
は疑問手でした。実戦では▲同飛と取ったために、△2五桂で先手困りましたが、▲2
八飛と逃げる手がありました。△3七歩を打たずに△2五桂が正解で、後手優勢でした。

Cap20120129.png

1つでも役に立つことがありましたら、クリックしていただければ幸いです。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 将棋へ
にほんブログ村

スポンサーサイト
2012.01.29 / Top↑
TrackBackURL
→http://sutekisangen1.blog76.fc2.com/tb.php/203-3161afae

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。