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▲6五歩に△同歩の実践例 2  久保-谷川戦(2011.9.16)より

久保-丸山戦の四日後に指された久保-谷川戦は、石田流対左美濃の戦形になり、
36手目まで同一局面になりました。久保二冠は、37手目に手を変えて、5四銀(第1
図)と出ました。

△5四同銀 ▲3三角成り △同桂 ▲7四飛(第2図)

△5四同銀に角を交換してから、▲7四飛と出るのがポイントです。そのまま▲7四飛
は、△6六歩とされて困ります。▲7一飛成りは、前回紹介した手順で龍殺しがあり
ます。


CapD20111002.png

第2図で、△7二角と受けるのは、▲7一角 △9二飛 ▲7三歩(第3図)で先手
指せます。

また、△4四角の受けは、▲7一角 △6三銀 ▲4四角成り △7四銀 ▲3三馬
 △同玉 ▲5五角(第4図)で先手有利です。


CapD20111002_1.png

第2図から、

△7三歩 ▲5四飛 △4五角 ▲7一角(第5図)

△4五角に▲6四飛と指せば、穏やかになります。
しかし、▲7一角から激しい変化になりました。

△7二飛 ▲5三角成り △同金 ▲同飛成り △8九角成り ▲6四歩(第6図)

角金交換で、桂も取られましたが、▲6四歩と垂らすのが急所です。第6図の形勢判
断は、▲6四歩が厳しく先手指せるというのが棋士室の見解だったようです。


CapD20111002_2.png

第6図から、

△9九馬 ▲6三歩成り △3二飛 ▲5二銀(第7図)
 
しかし、▲6三歩成りの局面は、対局者は両者後手良しで一致していたそうです。△
3二飛で△8二飛と逃げるのは、▲7二歩で飛車が使えなくなってしまいます。

第7図以下は、△4二金 ▲4三銀成り △5三金 と進みました。どちらが勝って
いるのかわからない難解な終盤戦だと思います。

実は、この対局の5日前に将棋倶楽部24で、54手目まで同一の将棋が指されてい
ました。(H-Parisさんは、ネット将棋が強い某プロ棋士の方だと思っていましたが・・・)

その対局では、55手目に▲5二金(第8図)と打っています。これだと△5三金と
飛車を取られる手がありません。以下、△3一金 ▲4一銀 △1五歩 ▲3二銀成
りと進みました。

まるで、久保-谷川戦の予行演習みたいな感じなのですが、▲4五歩~▲6五歩と仕
掛ける将棋は水面下ではかなりのところまで研究されているようです。


CapD20111002_3.png




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