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戸辺-久保戦より ▲6五歩に△7七角成りの実践例

7七角型石田流対左美濃 ▲4五銀~▲6五歩(第1図)の仕掛けで、プロの実
戦が何局か指されています。当ブログでの研究とは違った手が指されていますの
で補足しておきたいと思います。

△7七角成り ▲同桂 △7八角 ▲7四歩 △同銀(第2図)

▲6五歩に対しては、△7七角成りと△6五同歩があり、どちらも有力です。

戸辺-久保戦(2011.6)橋本-行方戦(2011.8)では、△7七角成りと指していま
す。

『▲4五銀~▲6五歩の仕掛け 1』では△7八角に▲5六飛を調べましたが、プ
ロの実戦例は、2局とも△7八角に▲7四歩と突いて、△同銀と取らせています。

▲7四歩を△同歩は、▲6四歩 △同銀 ▲5四銀から飛車を捌く順があります。


CapD20110917.png

戸辺-久保戦では、第2図から▲5四銀(第3図)と指しています。

△8七角成り ▲5五角 △3三桂 ▲5六飛 △5三歩(第4図)

△8七角成りに▲5五角と打ってから▲5六飛と回るのが、この対局の数日前に発
売された『戸辺流現代振り飛車手筋集』に載っている手順です。

第4図まで、本の通りに進みました。「△5三歩なら▲同銀成り △同金 ▲3三
角成りがある。」と解説されている局面ですが・・・


CapD20110917_1.png

戸辺六段は、▲8三歩 △同銀と利かしてから、▲5三銀成り △同金 ▲3三角
成り △同玉 ▲5三飛成り(第5図)と勝負しました。

ここで、久保二冠の△7七馬(第6図)が好手で、先手困りました。

攻めるなら、▲4五桂 △3二玉 ▲3三金 △同馬 ▲同桂成り △同玉 ▲5
五角 △3二玉 ▲1一馬(第7図)までは、ほぼ一本道です。


CapD20110917_2.png

しかし、第7図で△4二金打ちや△2二銀打ちと守られると、先手の攻めが切れて
いるようです。実戦では▲6四龍(第8図)と指しましたが、ここで緩めるのでは
変調でしょう。

第6図から▲7二歩と指した24高段者の実践例もありますが、△5二銀と受けられ
て先手が苦しいようです。

第8図からは、△3二銀引きと立て直されて、以下もがっちり受けて久保二冠が勝
利しました。

第7図で先手悪いとすれば、▲5五角~▲5六飛とするこの指し方は、成立してな
いというのが現時点での感想です。


CapD20110917_3.png



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2011.09.17 / Top↑
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