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第1図(羽生-山崎戦 2009.4)は、後手が袖飛車からの攻めを狙いましたが、す
ぐに△7四歩は、▲6五歩から捌かれる恐れがあるので、△4四歩と角道を閉じた
ところです。

この局面では、△7四歩の対策を考えなければなりません。今回は、▲8六歩と突
く手を検討してみます。

第1図からすぐに▲8六歩もありますが、実戦ではかけ引きが続いて、第2図の局
面で▲8六歩と指しました。


CapD20110807.png

△8二飛 ▲8五歩 △同飛 ▲8六角(第3図)

△8二飛では、△7四歩も考えられます。以下、▲8五歩 △7五歩 ▲8六飛 
△7四銀で、いい勝負でしょう。

△8六角で▲8六飛とぶつけて飛車交換するのは、△同飛 ▲同角 △8八飛で後
手有利となります。

△8七歩 ▲7七桂 △8二飛 ▲8九歩(第4図)

△8七歩の垂らしに、▲7七桂と飛車取りで逃げて▲8九歩と守りました。

先手がつらそうな格好ですが、▲9七角~▲8六飛から、飛車交換を迫る手があり
ました。桂馬が逃げているので、いい勝負のようです。

CapD20110807_1.png


次に、谷川-三浦戦(2010.6)を見てみます。第5図の局面で先手が▲8六歩と突き
ました。

△8二飛 ▲8五歩 △同飛 ▲8六歩(第6図)

谷川九段は、△同飛に▲8六歩と打ちました。


CapD20110807_2.png


△8四飛 ▲6七銀 △3三角 ▲9六歩 △5四銀 ▲9七桂(第7図)

先手は、▲9六歩~▲9七桂と端に桂馬を跳ねました。

△6三金 ▲8五歩 △8二飛 ▲5六銀 △4五歩 ▲1六歩
△1四歩 ▲8六飛 △8三歩(第8図)

△6三金は、▲7四歩に備えた手。▲9七桂は、▲8五歩~▲8六飛の飛車先逆襲が
狙いでした。第8図は、袖飛車の攻めを空振りにさせて、先手ペースのように見えま
す。しかし、9七桂の形はいい形とは言えず、難解な形勢でしょう。


CapD20110807_3.png


角道を止めた袖飛車に対しての▲8六歩は、久保-森内戦(第9図 2009.7)や及川
-永瀬戦(第10図2010.7)
など、プロの実践例も多いです。飛車がいなくなった8
筋から動いていくのは、有力な手段
だと思います。


CapD20110807_4.png


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2011.08.07 / Top↑
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