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袖飛車から、端を絡める攻撃

第1図(鈴木大-阿部戦2004.5)は、9七角型石田流に対して、二枚銀から△7四歩
と攻めたところです。当時は、石田流には棒金が主流だったのですが、6一金型で
△7二飛~△7四歩と仕掛けた
のが工夫した仕掛けでした。

▲同歩 △同銀 ▲7五歩 △8三銀 ▲7七桂 △8四銀(第2図)

6三の銀を手順に8四に移動させました。

次に、△9五歩 ▲同歩 △9六歩の攻めがあるので、先手はここで動かなければ
なりません。


CapD20110723_9.png


第2図から、
▲7四歩 △7五歩 ▲同角 △7四飛 ▲8四角 △同飛 
▲7四歩 △7二歩(第3図)

6一金型なので、△同飛の局面で、飛車を成れません。▲7四歩と指しましたが、
△7二歩と受けられて後手がいいでしょう。以下、先手は8筋を制圧しにかかり
ましたが、駒得の後手に分があったようです。


永瀬-村中戦(2011.3)では、鈴木-阿部戦と同じ仕掛けが見られ、第2図と同一局
面になりました。永瀬四段は、ここで手を変えて▲6五歩(第4図)と指しました。


CapD20110723_10.png


△9五歩 ▲6六銀 △9六歩 ▲7九角(第5図)

▲6五歩を△同歩と取るのも難解だと思いますが、△9五歩と端を攻めました。

▲7九角と引き4六への転換を図るのが、5六歩型を活かした好手です。

△6五歩 ▲同桂 △6四銀 ▲4六角(第6図)

今度は、二枚銀が8四と6四に出て、先手の飛車を圧迫してきました。

しかし、▲4六角と急所に出て、後手は攻められません。玉の堅い先手のペース
でしょう。


CapD20110723_11.png


6七金・6八銀型の欠点

高崎-郷田戦(2008.8)でも、後手が同じように攻めています。ただ、先手の形が、
6七金・6八銀になっています。当時は、棒金の攻めを警戒して、8八角・6九銀
型で待機する指し方が多かったからです。

後手は、8三銀の形から、先に△9五歩と突きました。

▲同歩 △8四銀 ▲7四歩 △9六歩 ▲7九角(第8図)

▲同歩と取らせてから、△8四銀と上がりました。

△9六歩に▲7九角と引きましたが、第5図と比べると、角の転換ができなく、玉
も薄いので、先手がつらそうです。(ただし、6七金型の場合は、途中で▲5五歩
指す手は有力です。)

現在では、棒金に対する受け方が進化しており、6九銀型で待機する指し方は減っ
てきています。(詳しくは、「石田流対棒金」を参考にしてください。)


CapD20110723_12.png


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2011.07.23 / Top↑
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