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石田流に対して、居飛車が左美濃から袖飛車にしてきた場合には、7七角型の石田
流に組むことが多いです。

これは、9七角型の石田流(石田流本組)では、△9二飛の千日手作戦を狙われる
と、左美濃(銀冠)は玉が堅いので、打開するのが難しいからです。

中尾-佐藤戦(2004.10)では▲6五歩、鈴木-松尾戦(2006.10)では▲8五桂と打開
していきましたが、苦しい展開になり、二局とも居飛車が勝利しています。


CapD20110703.png


ここでは、7七角型石田流に対して、互いに美濃囲いに組んだ形から、袖飛車にし
て攻める形を簡単に紹介します。


角道を開けたままでの仕掛け 先手6七銀型

第3図は、居飛車が袖飛車にして、角道を開けたままでの△7四歩の仕掛けです。

これに対しては、▲同歩 △同銀としてから、▲6五歩(第4図)と指すのが石田
流の常套手段
です。

第4図からは、△7五歩 ▲3六飛が進行例ですが、振り飛車が捌きやすい形にな
り、後手不満でしょう。


CapD20110703_1.png


角道を開けたままでの仕掛け 先手5六銀型

第5図は、▲5六銀と出てきた形での△7四歩の仕掛けです。やはり、振り飛車は、
▲同歩 △同銀としてから▲6五歩と指しますが、▲5六銀型なので▲3六飛とは
指せません。

△7五歩の押さえには、角交換から▲7八飛(第6図)と引き、▲6八飛や▲4六
角を狙う手が有力
となります。△7五歩には、▲6六飛や▲9六飛も考えられます。


CapD20110703_2.png


後手4四歩型

第7図は、△4四歩と角道を止めてから、△7四歩を狙う指し方です。これは、プ
ロでもよく指されている形です。▲同歩 △同銀 ▲6五歩は、角交換できないの
で、振り飛車は捌きに苦労するのです。

△7四歩が来る前に、▲8六歩と動いていく手は、羽生-山崎戦(2009.4 )他、
何局か指されており、有力な手です。(第8図)


CapD20110703_3.png

△7四歩に備えて、▲6八角▲8八角と指し、飛車の引き場所を作っておく指し
方もあります。広瀬-飯島戦(2009.6)では、▲6八角と引いています。(第9図)

戸辺-橋本戦(2010.7)では、▲同歩 △同銀 ▲6五歩 △7五歩に、▲3六飛と
指しましたが、この形から捌いていくのは大変だという印象です。(第10図)


CapD20110703_4.png


△7四歩 ▲同歩 △同銀に、▲9五角(第11図)と覗く手は、24高段者でよく見
られた指し方です。以下、△7五歩に▲7八飛と引いて難解な将棋になります。


9筋の突き合いがある場合には、△7四歩が来る前に、▲9五歩(第12図)と指す
手があります。これは、船囲いから△3三銀と角道を止めた形でのプロの実践例が
数局あります。

この筋を嫌ってなのか、7七角型石田流対左美濃で9筋の端歩を突き合うことは少
なくなりました。


CapD20110703_5.png


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2011.07.03 / Top↑
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