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早石田菅井新手に対して、最近は角交換から△3二銀(第1図)と上がる手が主に
指されている
ようです。

第1図から、▲7四歩 △6二銀 ▲7三歩成り ▲同銀(第2図)に、▲7三飛
りと強襲する手は、菅井新手6で紹介したように村田-大石戦(2011.3)で指され
ました。

その後、高崎-稲葉戦(2011.5)でも同じ形が指され、ちょうど今、読売新聞に棋譜
が掲載されています。この2局は、20手目(第3図)まで同一手順で進みました。

この▲7四歩~▲7三飛成りが成立しているのかどうかは、大変興味があります。


CapD20110612.png

▲7三飛成りの後、△同桂 ▲7四歩 △6五桂 ▲7三角 △6二飛(第3図)
までは、ほぼ一本道。

村田-大石戦は、ここで▲5八玉と受けましたが、高崎-稲葉戦では▲5八金右
受けています。以下、△3三角 ▲6六銀に△9二香(第4図)と逃げました。

玉形は違うものの、この手順は2局とも同じです。


CapD20110612_1.png

高崎-稲葉戦では、第4図から▲8四角成りと指しました。高崎五段によると、
「▲9一角成りが効くと思っていたのが誤算。△7一飛がある。」とのことで
す。

実戦では、▲8四角成りの後、△7二歩(第5図)と受けられ、▲8三馬から香
を取りにいきました。この手順だと香を取るのに3手かかっており、その間に△
7二歩、△6四歩と守られてしまいました。

▲9二馬の局面は、先手は2枚替えで馬ができていますが、手がかりに乏しく、
後手が指せそうです。


実は▲9一角成りに△7一飛は、村田-大石戦で指された手でした。以下、▲7
三馬に△7二金(第6図)が強い手です。


CapD20110612_2.png

以下、▲6二馬 △同金(第7図)と進みました。ここで▲8二飛と打ちたいの
ですが、5八玉型だと△6六角~△7六角と指されて後手有利になります。なの
で、実戦では▲4八玉と逃げ、△4五角打ちから馬を作られました。

第7図は、すでに先手が苦しいようです。

しかし、5八金右の形なら▲8二飛(第8図)が利きます。


CapD20110612_3.png

読売新聞にもこの手順は解説されていて、以下、△7二飛 ▲8五飛成り △6
四歩 ▲7八金に、△4五角(第9図)と打たれ、先手不利となっています。

△4五角は、△2七角成りと△6六角切りから△7八角成りを見た手です。

しかし、第9図では▲7五銀と指す手があり、△2七角成り ▲6四銀 △5四馬
 ▲7五龍と進めば、7三が受からず、先手が面白い形勢ではないでしょうか。

ということは、第4図では、▲9一角成りと指すのが有力なのかもしれません。も
っとも、第9図で△4五角がだめなら、じっと△4二玉と指す手もあり、まだ検討
する必要はありそうです。


CapD20110612_4.png




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2011.06.12 / Top↑
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