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前回は、第1図からすぐに▲6五歩と仕掛ける手を調べました。

将棋倶楽部24高段者の対局を観戦していると、ここで▲4五銀(第2図)と出
る手を最近よく見かけます。この手がプロの公式戦で初めて指されたのは、阪口
-村田戦
(2011.2)ではないかと思います。

※3一玉型で、△5五歩 ▲4五銀 △2三銀 ▲6五歩と進んだ局有り。豊島-中座戦(2009.10)

CapD20110601.png

△2三銀と受けさせて後手陣に離れ駒を作らせ、そこで▲6五歩と仕掛けるのが
▲4五銀の狙いです。第2図では△2三玉と受ける手もありますが、3四の地点
が弱点になることや、それ以上囲いの進展がしにくいので、△2三銀と受ける指
し方が多いです。

阪口-村田戦では、第3図から、△7七角成り ▲同飛 △3三角と進み、難し
い勝負になりました。第4図を見ると、先手の飛車の位置が気になります。


CapD20110601_1.png


△7七角成りには、▲同桂と形良く取りたいのですが、△7八角(第5図)と打
つのが味のよい手に見えます。(△8八角は▲7四歩で先手よし。)ここで、▲
4六飛と受けるようでは先手がはっきり悪いので、▲7七同飛と取ったのだと思
います。

しかし、この局面で▲5六飛(第6図)と、受けながら攻めを見せる手が指され
るようになりました。▲5六飛を△同角成りと取るのは▲同歩で、後手陣は離れ
駒があり、8二の飛車が働いてくるのか微妙なので、面白くないでしょう。


CapD20110601_2.png


第6図から後手の指し手は、(1)△6五歩、(2)△8七角成り、(3)△5三金、(4)
△3三桂
などが考えられます。

(1)△6五歩は、▲7四歩 △同歩に、▲4六角(第7図)と急所に角を打って、
 △9二飛には、▲8五桂で先手が好調でしょう。

(2)△8七角成りには、一旦▲6八金(第8図)と受けておけば、▲5四銀や▲
 7一角、▲3六飛など、先手にはいろいろ手があり、馬を作られてもいい勝負
 だと思います。

(3)△5三金には、▲7一角 △5二飛に▲5三角成り~▲6四歩と勝負して指
 せるでしょう。


CapD20110601_3.png

(4)△3三桂

t七段とt八段の対局では、

△3三桂 ▲6四歩 △同銀 ▲5四銀 △8七角成り ▲6五歩(第9図)と
進みました。△3三桂には、▲6四歩が利くのが大きいです。

△5三歩 ▲6三銀成り △同金 ▲6四歩 △同金 ▲7一角(第10図)

△5三歩に、▲6三銀成りと形を乱すのが上手い手です。▲7一角と打って、先
手有利でしょう。


第3図で△7七角成りとしないで△6五同歩と取る手については、また検討した
いと思います。


CapD20110601_4.png



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2011.06.01 / Top↑
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