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プロでは居飛穴が主流

現在、プロや高段者の対局を見ると、角道を止めるノーマル三間飛車に対しては、
居飛穴で戦うのが主流で、急戦は少数派となっています。

渡辺竜王は『渡辺明の居飛車対振り飛車1』で、後手三間飛車に対しての急戦
を解説していますが、難解としています。(先手三間にはそれ以上に難しい。)

そして、「美濃囲いと船囲いの玉の堅さ、遠さの違い・・・急戦が通用しないわけ
ではありませんが、堅さを生かして指す穴熊の方が現代感覚といえるでしょう。」
と書いています。

しかし、道場などで年配の方と指す時には、逆に居飛穴は少なく、急戦や左美濃
の方が多いと感じます。有段を目指す方は、急戦定跡もしっかりマスターしておく
ことが大切です。


三間飛車に対しての代表的な急戦

三間飛車に対しての代表的な急戦は、▲4五歩や、▲4五歩と▲5五歩を組み合
わせる仕掛けです。第1図は、将棋世界の付録にもなったいきなり早仕掛けと呼ば
れる超急戦です。

第2図は、▲4五歩早仕掛けです。


CapD20110501_1.png


第2図の仕掛けを見送り、三間飛車が向かい飛車にして受けた場合には、▲5七
銀左型からの仕掛け
(第3図)が有力となります。

早仕掛けに対して、三間飛車側は△4二銀型で待機するのが基本です。これは角
成りを△同銀と取れる余地を残して置く為で、仕掛けをできるだけ封じる指し方と
いえます。


CapD20110501_2.png


早仕掛けに対して、△4二銀型で受ける以外の指し方もあります。美濃囲いを早め
に完成させ、▲4五歩に対しては△3五歩の反撃(第4図)や、▲4二飛~▲5四
銀(第5図)の玉頭銀を狙う指し方などです。これは、仕掛けを許す代わりに、捌き
を狙い反撃する指し方です。


CapD20110501_3.png



三間飛車に対する他の急戦

三間飛車に対しての急戦は他に、棒銀(第6図)や斜め棒銀〈▲4六銀左急戦〉
(第7図)や、▲3五歩急戦(第8図)、三歩突き捨て(第9図)などがあります。

棒銀や斜め棒銀は、三間飛車相手には損な作戦といわれています。これらは四間
飛車でよく見かけますが、四間の場合には三間にして受けるのが普通で、三間飛
車に対しては一手~二手遅くなってしまいます。

三間飛車側は、この手得をどう活かして受けるかがポイントになります。


CapD20110501_4.png

CapD20110501_5.png


※仕掛けの名称は、本によって違うことがあります。
参考文献 
『三間飛車ガイド』 武者野勝巳著 毎日コミュニケーションズ
『三間飛車道場 急戦編』 所司和晴著 毎日コミュニケーションズ
『渡辺明の居飛車対振り飛車1』 渡辺竜王著 NHK出版

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2011.05.01 / Top↑
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