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第1図は、先日放送されたNHK杯戦、遠山-鈴木戦からです。

この局面からどう指すのかは、相三間飛車の課題にもなっています。以前は、△6
四歩と指して後手も高美濃にするのが普通でしたが、先手が有利になることが多い
のです。

そこで、第1図で△8八角成りとする阿部新手が登場しました。しかし、先手の対
策が進みプロではあまり指されなくなっています。


鈴木八段は、第1図から△8二銀と指しました。
これに対しての▲6八銀(第2図)があまり見かけない手でした。


CapD20110412.png


△3四飛には、△8四飛の筋があるので▲7七銀(第3図)と指しました。

この瞬間、形が悪くなりますが、▲7六銀~▲6五銀と繰り出していくのが遠山五
段の作戦
でした。第4図では、▲7四歩からの攻めが楽しみな局面になっています。

後手は、△2五桂から端を狙いにいきましたが、この形では少し無理があったよう
です。


CapD20110412_1.png

ここから大駒を交換しての捌きあいは先手に分があるので、△4四歩と角道を止め
ました。

続いて、▲7四歩 △同歩に、▲5五角(第5図)

△4五歩の反撃がありますが、▲2二角成り △同銀に、▲5六角(第6図)と打
ったのが上手い手でした。以下、遠山五段が快勝しています。


CapD20110412_2.png





金無双相手に▲6八銀~▲7七銀~▲6五銀と、銀を繰り出していくこの作戦です
が、遠山五段は、少し前に、戸辺六段との対局でも指していました。序盤はかなり
似た将棋になっています。第8図から、後手は、やはり△4四歩と角道を止めてい
ます。

戸辺六段はブログで、「序盤の駒組が良くなく、作戦負けから一方的な展開」と書
かれていました。鈴木八段、戸辺六段と棋界を代表する相振り飛車の研究家に連勝
した遠山流のこの指し方はかなり優秀だと感じました。


CapD20110412_3.png




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2011.04.12 / Top↑
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