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第1図から△8八角成り ▲同銀(第2図)に対して、△4五角以外には、
(1)△6二銀 (2)△4二玉 (3)△2二銀 (4)△3二銀が有力です。


CapD20110210.png

(1)△6二銀

△6二銀に、▲7七桂 △4二玉 ▲4八玉と指せば、次の△4二玉の変化と
合流します。

久保-郷田戦では、久保二冠が▲7七角と指しました。
以下、△2二角(第3図) ▲4八玉 △4二玉 ▲3八玉 △3二玉 ▲3八
銀 △7二金(第4図)と進みました。これは先手が得をしていると思います。


CapD20110210_1.png

というのは、普通に升田式石田流に組んだ場合の第5図と比べて、先手の角・銀
の形がよくなっています。第4図で△7七角成りは手順に▲同銀と取られるので
指しにくい面もあります。


CapD20110210_2.png


(2)△4二玉

△4二玉(第6図)に対しては、▲7八金や▲7七桂が考えられます。▲7八金と
指せば落ち着いた将棋が予想されますが、▲7七桂は急戦含みの手です。7手目に
▲7六飛と指す手自体が急戦指向の手ですので、第6図からは、▲7七桂と指した
いところでしょう。

△6二銀 ▲4八玉 △3二玉と進めば、早石田9手目▲7六飛の変化と合流しま
す。昨年7月の大和証券杯 久保-羽生戦で、ここから久保二冠が▲5五角と指し
たのですが、約一ヵ月後に、今度は同じ局面で羽生名人が先手を持って▲5五角
(第7図)と指しました。(二局とも先手の勝ち。)


CapD20110210_3.png

これが登場した頃は、以下、△2二角に▲4六角(第8図)と引く将棋が多かった
ので、スイッチバック自陣角と呼ばれました。この変化になれば先手が面白いと思
います。

しかし、永瀬-中村太戦で▲5五角に△5四角(第9図)の新手が出ました。この
局面は、現在先手が苦労しています。


CapD20110210_4.png

第9図からは、▲6六飛 △2二銀 ▲3八銀 △3三銀 ▲5六歩(第10図)と
進みました。第10図は、後手が指しやすいと思います。第8図では先手の角の働き
が良いのに、第10図では、後手の筋違い角の働きが勝っています。


第9図から、▲2六飛や▲5六飛も指されていますが、△2二銀~△3三銀とされ
ると、飛車・角の活用の仕方が難しいのです。

第7図の▲5五角が自信なければ玉を囲う手が考えられます。しかし、▲7七桂型
の升田式石田流と同じような形になり、それは先手が手詰まりになり易いとされて
います。

第6図から▲7七桂は、先手にとって難しい将棋になりそうですが、▲4八玉と上
がる前に仕掛ける手もあり、これからの研究課題です。


CapD20110210_5.png

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2011.02.10 / Top↑
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