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羽生名人-久保二冠の将棋(2009年竜王戦)から、相振り飛車菅井流の攻防をご
覧いただきます。2手目3二飛車で始まりましたが、相振り飛車になり、久保二
冠は菅井流の構えにしました。


先手は、飛車先の歩を▲8五歩まで伸ばしていますので、まだ矢倉が中途半端で
す。しかし、4九金型にしているのは菅井流を警戒した作戦だったかもしれませ
ん。

後手陣の構えは完成しましたので、△4五歩から仕掛けました。(第1図)


▲同 歩 △6五歩に、▲同歩とせずに、 ▲4六銀。 (第2図)


やはり、角交換から△2二角と打たれては先手面白くないので▲4六銀と指し
ました。


▲4六銀は、浮き飛車にプレシャーをかける意味もあります。


CapD20101214.png

第2図から、

△6六歩  ▲6七歩 (第3図)

△6六歩に▲6七歩と合わせる手は、この形でよく指されています。

この歩は、2二の角に紐がついてないので、取れません。


△3三角 ▲6六歩 △6五歩 ▲3六歩 △6六歩 ▲5八金 (第4図)

△3三角は、次に△6七歩成りを見せた手です。△6五歩には▲3五歩もありま
すが、▲3六歩と控えて打ちました。 ▲5八金は、4九金型ならではの受けです


CapD20101214_1.png


△6三銀引 ▲3五銀 △6四飛 ▲4四銀 △2二角 ▲8六角(第5図)

角の利きを▲4四銀で抑え、先手陣はすごく伸び伸びとした感じです。

後手を持ちたい人はあまりいないのではないでしょうか。

だいぶ進んで、67手目。(第6図)


▲7五歩で飛車が死んでしまいました。

大差に見えますが、△2二角から△5五角と銀が取れ、△6七銀と打つ手が嫌らしく、

まだまだ波乱があってもおかしくない局面だと思います。


CapD20101218.png




この対局の少し後に、将棋倶楽部24で44手目まで同一の将棋がありました。

菅井流本家e-yazawa4さんと、強豪HAHAHAHAHAさんの対局です。

45手目、羽生-久保戦では▲3五銀でしたが、▲9六歩(第7図)で違う将棋
になりました。▲9六歩は、将来△9四飛と逃げられる手を、あらかじめ牽制し
ています。

少し進んで第8図となりました。羽生-久保戦と同じように、先手の盛り上がり
に対して後手は、どう捌いていくのかという将棋です。

結果は後手が勝ちましたが、▲4六銀と盛り上がった形は、お互いに技術のいる
難しい将棋になると思いました。


CapD20101214_2.png




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2010.12.14 / Top↑
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