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先手中飛車に対して三間飛車が有力な理由

杉本七段の 「相振り革命3」 では、第1図から後手の指し方として


CapD20101205.png

①普通の向かい飛車
②4三銀保留向かい飛車
③三間飛車

の3つが紹介されており、この中では三間飛車が最も安全と書かれています。プロ
の実戦例を見ても、先手中飛車には三間飛車で対抗する形が圧倒的に多いのですが、
なぜそうなのかを考えてみたいと思います。


①普通の向かい飛車

普通の向かい飛車は、
△4二銀 ▲5五歩 △4四歩  ▲6八銀 (第2図)

CapD20101205_1.png

△4三銀 ▲5七銀 △3三角 ▲5六銀 △2二飛  ▲6五銀
△5二金左 ▲5四歩 (第3図)

と、急戦を仕掛けられると後手が難しくなります。
(9六歩から角が攻めに参加する指し方もあります。)



②4三銀保留向かい飛車

4三銀保留向かい飛車は、銀を上がる前に飛車が2二に回り、4二銀型で
5筋を受ける指し方です。

この場合も、第4図や第5図のように超急戦を仕掛けられると受けが難しいので
す。2例ともに△同歩と取るのは、▲同飛で十字飛車を狙われます。実戦ではとも
に、△5二金左と受けています。

これで、後手が潰れというわけではなく、きちんと受ければ互角なのですが、自
信がなければ避けるべきでしょう。


CapD20101205_2.png


③三間飛車

三間飛車の場合は4手目に飛車を動かせるのが大きいです。第6図から▲7六歩に
△4四歩と角道を止めるのは消極的で、急戦を仕掛けられる恐れもあります。

△4二銀(第7図)と受けるのが普通です。これは角交換された時の▲6五角の手
を守っています。

第6図から、▲5五歩の場合にも△4二銀と上がれば、先手からの十字飛車の筋は
ないので大丈夫です。


CapD20101205_3.png

最近増えている▲5七銀と早く上がる形に対しては、△4二銀を保留しておき、玉
の囲いを優先する指し方が良いと思います。(第8図)△4二銀を後にするのは、
▲7六歩から角交換された時に、△同銀と取れる手を残しておく為です。(第9図)

また、早めに△3五歩と突くのは、▲4六銀~▲7九角で目標とされることがある
ので注意しておきたいです。


CapD20101205_4.png


☆先手中飛車対後手三間飛車の囲い

先手中飛車対後手三間飛車の相振りでは、後手の囲いは美濃囲いがほとんどです。
先手からは角交換や急戦を狙う手がある上に、中央に薄い穴熊にすることは少ない
です。また、金無双は玉が7二なので中央に近く、中飛車に対しては向いていない
でしょう。


CapD20101205_5.png



先手の囲い方はいろいろあります。片美濃囲いや穴熊が多いですが、左側に穴熊を
組む指し方もあります。

CapD20101205_6.png


 参考文献
「相振り革命3」杉本昌隆著 毎日コミュニケーションズ


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