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7八金型の石田流はバランスの良い形です。三間飛車からだけではなく、角交換し
た場合にも強いので、横歩取りや相掛かり、立石流からの変化で見られることもあ
ります。

CapD20101203.png

三間飛車の場合には、3手目▲7五歩と突いた形からと、ノーマル三間飛車からの
組み換え型がありますが、この2つは狙いが少し違います。

先手石田流からの発展形

3手目▲7五歩からの場合は、後手の穴熊を牽制する指し方です。第1図の局面で、
▲6五歩とされると、後手が穴熊に組むのは難しくなります。△4四歩と角道を止
めるのは、じっくり▲6八銀として、機を見て▲7四歩~▲6六角と捌く手がある
ので、やはり穴熊には囲い難いです。

このような指し方があるので、先手石田流に対して居飛穴に組むのは少ないのです。
第1図から、後手は穴熊を放棄して、△4二銀と角成りを受ける手が有力となりま
す。(第2図)


CapD20101203_1.png


将棋世界に連載中の講座、久保二冠の「さばきのエッセンス」では似た形が取り上
げられています。第3図は、後手が△1二香と上がった瞬間に▲6五歩と突いた局
面です。

詳しい手順は控えますが、この▲6五歩で先手が指しやすいと解説されています。

久保二冠は、「私が先手の石田流をよくやるようになったのは、相手に居飛穴をや
られたくないからだ。」
と話されているのが印象的です。


CapD20101203_2.png



ノーマル三間飛車からの発展形

ノーマル三間飛車からの組み換え型は、居飛穴に対して急戦を仕掛けるのが目的と
なります。

第4図では、5三角の飛車へのにらみが2重に塞がっていますが、ここから▲3六
歩と突き捨てて、▲4五歩と指すのが手筋です。

△3六歩 ▲同 歩 △4五歩 (第5図)


CapD20101203_4.png

第5図から
▲2八飛 △3六飛 ▲3七歩 △2六飛 (第6図)

▲2八飛と引いても、△3六飛~△2六飛とぶつける手があります。

▲同 飛 △同 角 ▲2四歩 △同 歩 ▲2一飛 △2八飛 (第7図)

以下、飛車交換になり、飛車を打ち合った第7図は、桂・香が取れる後手が有利で
しょう。

しかし、後手陣は薄いので、うまく攻めていかないと勝つのは容易ではないかもし
れません。また一手の差が大きいので、できれば先手でやりたい戦法です。

CapD20101203_5.png

 参考文献
「下町流三間飛車」小倉久史著 毎日コミュニケーションズ 
「最強力戦振り飛車マニュアル」鈴木大介著 日本将棋連盟
「三間飛車道場第2巻」所司和晴著 毎日コミュニケーションズ
将棋世界2010年8月号 久保二冠の講座「さばきのエッセンス」

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2010.12.03 / Top↑
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