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2/12に行われた順位戦C級2組9回戦では、三間飛車の対局は3局と少なめでした。
結果は、下記の通りです。

対抗形
大石六段-中田功七段戦 居飛穴対三間飛車 コーヤン流 大石六段の勝ち
永瀬六段-矢倉六段戦 居飛穴対三間飛車 向い飛車転換 永瀬六段の勝ち

相振り飛車
小倉七段-佐藤和五段 向い飛車対三間飛車 美濃囲い対穴熊 小倉七段の勝ち

今回は、三間飛車が全敗でした。大石-中田功戦と永瀬-矢倉戦を紹介したいと思
います。


大石六段-中田功七段戦より

コーヤン流三間飛車に対して、大石六段は居飛穴から引き角にしました。▲3七桂に
は△4二飛が形です。類似形は何局かありますが、金・銀の位置の違いで、展開は大
きく違ってきます。本局では、居飛車が4九の金は動かさずに、右銀を6六に動かして、
角の利きを止めているのがポイントです。

先手は、▲2四歩 △同歩に▲3五歩(第1図)と仕掛けました。脇-中田功戦(2011.11)
では、似た形で△同歩 ▲同角 △3六歩 ▲3四歩 △2二角と進みました。

本局では、△8五桂と跳ね、▲3四歩 △4四角 ▲2四飛に△6五歩と指しました。

ここで▲同銀なら△9七桂成りと攻めて、後手の端攻めがうるさいです。しかし、▲7七
銀と引いたのが冷静な手でした。少し進んで、△2二飛から飛車交換になりましたが、
第2図を見ると、飛車角の利きが止められて、後手が苦しいと思います。

大石六段は、この将棋に勝って昇級を決めました。

CapD20140216.png




永瀬六段-矢倉六段戦より

お互い6勝2敗で、昇級の可能性を残しているので、どちらも負けられない一戦です。

居飛穴に対して、後手は三間飛車から向い飛車に振りなおしました。これも矢倉六段が
得意にしている指し方ですが、元三間飛車党の永瀬六段も実戦経験は豊富な形です。
先手は、五筋の歩を突かないで、居飛穴を急いでいます。

玉頭銀に対して▲8八角と引き▲7七金(第4図)と受けたのが、永瀬流です。途中、▲
8八角に△7六銀は、▲3五歩 △同歩 ▲3八飛があります。

CapD20140216_1.png

33手目、先手が▲5五歩から動きました。後手玉が6二なのを見た機敏な一手です。

互いに五筋に飛車を動かして第5図になりました。ここで角を逃げるのは、▲4四銀
で先手の攻めが調子良さそうです。なので、△5五角から勝負にいきました。しかし、
角銀交換の駒損です。

以下、飛車を打って、龍を作り合いました。ここでも▲3九歩が手堅い受けとなりまし
た。後手の美濃は4枚ですが、あまり堅くありません。

第6図が投了図です。まだ頑張れそうですが、△6一金と引くのは▲5一角成りで攻
めが続きますし、後手からの早い攻めはありません。

これで永瀬六段、佐々木勇四段、村田六段、千田四段が7勝2敗で並びましたが、前
期順位上位の佐々木勇四段が、最終戦で勝てば昇級となります。

CapD20140216_2.png




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2014.02.16 / Top↑

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