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△6四銀型石田流の長所を考察してみました。

①居飛車を重い形(6六銀・7七角型)にさせ、隙を見て仕掛ける手が成立する。
②中央での戦いに強い。
③玉頭銀の含みがある。
④終盤で角を使ってのコビン攻めの心配が少ない。


などがあげられるでしょうか。①については前回解説しましたので、今回は②について
考えてみます。


参考1図は六段の方と七段の方の対局からです。

参考1図以下の指し手
△同歩 ▲同銀 △5三角 ▲5四歩 △7一角 ▲5六飛(参考2図)

石田流組換え型に対しては、先手が▲5五歩から動いてくることがよくあります。

△同歩 ▲同銀に、△5三角から△3六歩を狙いましたが、▲5四歩~▲5六飛と十分
な形を作られてしまいました。

△5三角のところでは、△6四歩や△5四歩の方が有力だと思います。しかし、一歩を
持たれてやや不満かもしれません。

CapD20130428.png

参考3図は、『永瀬流 負けない将棋』に解説されている大石-永瀬戦(2010.9)からで
す。中央を狙われた後手は、美濃囲いを崩して△5三金~△6三銀と厚みで対抗して
います。

将棋倶楽部24高段者の対局では、高美濃に組まないで△6三銀と上がり、中央に備
える指し方もよく見られます。(参考4図)

CapD20130428_1.png


6四銀型は中央での戦いに強い

居飛車の▲5五歩に対してうまく指した将棋が横山-小倉戦(2012.10)です。

第1図以下の指し手
▲5五歩 △4五歩 ▲5四歩 △同飛(第2図)

▲5五歩には△4五歩と突いて飛車の横利きを通し、▲5四歩を△同飛と取りました。

CapD20130428_2.png

第2図以下の指し手
▲5五歩 △3四飛 ▲5六飛 △5三歩(第3図)

▲5五歩と押さえられ、▲5六飛と回られて△5三歩と打たされました。居飛車は5五
の位を取りましたが、駒のバランスは良いとは言えません。

第3図以下の指し手
▲9八香 △3三桂 ▲2六飛 △6二角 ▲9九玉 △3六歩(第4図)

後手は△6二角から△3六歩とおなじみの仕掛けです。

▲2六飛のところで▲9九玉には、△2四歩で後手が良いでしょう。

CapD20130428_3.png

第4図以下の指し手
▲同歩 △5四歩 ▲2七飛 △5五歩 ▲同銀 △6五銀(第5図)

▲3六同歩に△5四歩で攻めがつながります。この形での飛車交換は先手が悪いよう
で、横山五段は▲2七飛と引きました。

△5五歩~▲同銀に△6五銀と出られるのが6四銀型の強みです。先手は角頭を狙わ
れて気持ち悪いでしょう。

20手ほど進んで飛車交換となりました。(第6図)

角取りの先手で飛車を打ち、また、銀が居飛穴の急所に利いており、後手が優勢だと
思います。

CapD20130428_4.png




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2013.04.28 / Top↑

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