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早石田の菅井新手については、1年振りの更新となります。菅井新手の現状を簡単に
整理してみたいと思います。

初手から、
▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩 △8四歩 ▲7八飛 △8五歩 
▲7六飛 △8八角成 ▲同銀(第1図)

CapD20120727.png

△8五歩に▲7六飛と浮くのが、早石田の菅井新手と呼ばれる手です。後手は、ここ
で角交換するのが普通で、▲同銀と取ったのが第1図です。

次の手は主に△3二銀が指されていると書きましたが、データを見ても、やはり△3二銀
が1番多いです。△2二銀と守るのは、急戦の変化になった時に形が悪いのが気にな
ります。

第1図 次の手データ プロ棋士
CapD20120727_1.png

第1図 次の手データ 24強豪
CapD20120727_2.png


第2図以降の検討

◇第2図から▲7四歩(第3図)

第2図から▲7四歩には、△6二銀と受けるのが定跡です。

以下、
▲7三歩成り △同銀 ▲同飛成り △同桂 ▲7四歩 △6五桂 ▲7三角(第4図)

の強襲は、村田-大石戦(2011.3)と高崎-稲葉戦(2011.5)で指されましたが、難
しいようです。

詳しくは、早石田菅井新手6・8及び、下の菅井新手のまとめを参照してください。

CapD20120727_3.png

◇第2図から▲7七桂 △6二銀に、▲7四歩(第5図)

▲7七桂と桂馬を攻めに参加させるのはどうでしょうか。

第5図から、
△7二金 ▲7三歩成り △同銀 ▲6五桂 △6四銀(第6図)

▲7四歩には△7二金が受けの形です。第6図で、いきなり▲7一角や、▲5三桂成
り △同銀 ▲7一角と攻める手はありますが、後手にきちんと守られると、攻め切るの
は大変なようです。

第5図の▲7四歩では、▲5五角もありますが、やはり3枚の攻めなので、簡単にはい
かないと思います。

詳しくは、早石田菅井新手7及び、下の菅井新手のまとめを参照してください。

CapD20120727_4.png

◇第2図からは、升田式石田流にするのが最近の傾向

以上のように、急戦で攻めるのは難しいので、最近は玉を囲って、升田式石田流にす
ることが多いようです。

▲7七桂を決めてから升田式石田流にする場合には、左の銀をどのように活用するか
ポイントになります。

鈴木-郷田戦(2012.2)では、▲7九銀~▲6八銀~▲6七銀(第7図)と活用してい
ます。

第7図から、
△4三角 ▲6五歩 △同歩 ▲5六銀 △8四飛 ▲4六歩 △6四銀 
▲4五歩(第8図)

△4三角あるいは△5四角と打たれる手は、升田式石田流では常に注意しなければな
らない筋です。これを▲6五歩で防ぎ、銀を中央に動かしていきました。

CapD20120727_5.png

◇鈴木八段の新構想

鈴木-谷川戦(2012.4)では、鈴木八段が▲9六歩~▲9七銀(第9図)と8筋から逆
襲する手を指しています。第9図から、▲8六歩 △同歩 ▲同銀 △8二飛に、▲8四
歩または▲8五歩と進めば、先手ペースとなります。

第9図から、
△8二飛 ▲7四歩 △5四角 ▲6六飛 △7四歩 ▲6四飛 △6三銀 ▲6六飛
△6四歩 ▲5六歩 △4四歩 ▲8六歩(第10図)

実戦では、△8二飛と引かれて、以下、第10図のようになりましたが、▲9六歩~▲9七
銀は、試してみたい指し方だと思いました。

CapD20120727_6.png




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2012.07.27 / Top↑

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