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第1図は、甲斐-永瀬戦(2010.12竜王戦)からです。この局面は、久保-豊島
戦(2011.3王将戦)
でも現れ、7七角型石田流対左美濃の重要な局面になって
います。最近気になる新手が指されていますので検討してみたいと思います。

次に△5五歩があるので、先手は、▲4六歩などとして待つか、あるいは動いて
いくか、ここは作戦の分岐点です。

甲斐女流は、▲6五歩(第2図)と仕掛けました。

第2図から、
△同歩 ▲同銀 △6二飛 ▲7四歩(第3図)

▲6五歩を△同歩と取らない手もあり、久保-豊島戦では、後手が△8四飛と指
しています。

△同歩 ▲同銀に、△6四歩と受けるのは▲7四歩で先手の攻めが成功しそうで
す。なので、△6二飛と受けるのが形です。


CapD20110528.png

甲斐女流は、△6二飛に対しても、▲7四歩(第3図)と攻めました。これは激
しい変化が予想され、成立するかどうかは微妙なところです。

△同銀 ▲同銀 △同歩 ▲同飛 △6九飛成り ▲7二飛成り 
△6六歩 ▲6三歩(第4図)

▲7四歩を△同歩と取るのは、▲3三角成り~▲4六角があります。
銀交換から、お互い一歩も譲らずに、飛車を成り合いました。

この局面をどう見るかですが、△6七歩成りと指して、わずかに後手がいいと思
います。

※解説つきの棋譜が、竜王戦のサイトにあります。
 http://live.shogi.or.jp/ryuou/24/page1223.html

CapD20110528_1.png


この対局から1ヵ月後に、将棋倶楽部24でstablyさんとginkanmuri7さんの対局
があり、同一局面になりました。

今度は先手を持ったstablyさんが、41手目に▲3三角成りと変化し、△同桂 
▲7一龍(第5図)と進みました。この方が勝るのかもしれません。

第5図以下、
△8九龍 ▲8一龍 △6六桂 ▲4八金 △5九銀 ▲同金 
△同龍 ▲4九銀 △6七角 ▲7七角(第6図)

△6六桂~△5九銀と先攻されて先手がつらそうですが、がっちり受けて、▲7七
が好手です。後手は、△4九馬と切ってきました。しかし、この手は悪手だった
ようで、なんと以下十手ほどで後手の投了となってしまいました。


CapD20110528_3.png




上の対局のまた約1ヵ月後のことです。今度はginkanmuri7さんが先手を持って
43手目まで同じように進みました。

後手の0七段は、44手目に△6七歩(第7図)と指しました。

以下、
▲7七角 △8九龍に、▲3三角成り!(第8図)

▲7七角に、自然に見える△8九龍ですが、ここで▲3三角成り。驚いたことに、
これで後手玉は寄ってしまっています。▲7七角には△4四角などとして守るべ
きだったようです。

41手目に▲3三角成りとし、△3三桂の形にさせるのは、後手玉が薄くなるの
で、有力な指し方
だと思います。


CapD20110528_2.png



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2011.05.28 / Top↑

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