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将棋倶楽部24強豪の対局から、角を3七(後手版なら7三)に転換させる形の石田流

の実践譜を紹介します。


まずは、途中の局面から、次の一手を考えてください。

2010-10-14i.jpg

後手が、7三の歩を交換して、△6三銀と引いたところです。

先手の次の一手は、石田流対8四飛型によく見られる手筋の一着です。



さて、それでは実戦をご紹介します。


先手は、三間飛車党のs八段、後手は、最強の称号を獲得したy八段さんです。

この時点で、R2939対R3095とものすごい豪華な対局です。

先手の石田流に対して、後手は、6四歩型から居飛穴に組みました。


31手目、▲3六歩と突きました。(左下図)

これは楠本式なのか?と思われるかもしれませんが、


CapD20101014.jpeg

▲3七角として、

銀冠に組む方が自然なのです。(右上図)


楠本式の構えは、どうしても王が不安なので、これは、私もよくやります。

このままでは、まだ仕掛けにくいので、

先手も、居飛穴に組みなおしました。(左下図)

CapD20101014_1.jpeg


△9三香と上がって、駒組が頂点に達した感があります。


ここで、先手は、6五歩の交換をして、1歩を手に入れました。(右上図)

※②に続きます。




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2010.10.14 / Top↑
※①の続きです。

後手も、7四歩の交換をして、次の一手の局面になります。

ここで、先手が指した手は、

▲6二歩です。 (左下図)


石田流対居飛穴 8四飛型によくある筋ですので、ぜひ覚えておきたい手です。

他に、▲6五歩も目につきますが、逆に△7八歩とされて、面白くないでしょう。

CapD20101014_2.jpeg

▲6二歩に対して、先手も同じように △7八歩として、

▲6一歩成 △5三角 ▲7四歩 △同 銀 ▲4五銀 △6三銀

▲5一と △7九歩成 ▲5六飛  (右上図)

と進み、先手が主導権を握った形になりました。


以下、まだまだ難しい戦いが続き、144手目△5四角の局面になりました。(左下図)

ここで、先手は、▲6一龍と決めに出ました。

CapD20101014_3.jpeg

以下 △同 龍に、

▲2二銀成 △同 玉 ▲3四金 (右上図)

までで後手投了となりました。


左上図から、他にも勝つ手はいろいろありそうですが、

▲6一龍と切ったのは、最終図で△2三銀と守られるのを防いだのでしょうか。

(桂馬があれば詰む。)

それにしても、レベルの高い一局でした。

2010.10.14 / Top↑

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