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3手目▲7五歩と突いた早石田風の出だしからの面白い指し方を紹介します。これ
は、将棋倶楽部24強豪のa八段やs七段が時々指している指し方です。

第1図から△4二玉に▲2六歩(第2図)、△8四歩にも▲2六歩(第3図)、△
3五歩の相三間飛車模様にも、▲2六歩(第4図)と指すのです。相手は、意表を
つかれることでしょう。

第2図と第3図は、相居飛車の戦いになることが予想されます。s七段は、第2図
から△4四歩なら、▲2五歩 △3三角 ▲3六歩以下、袖飛車にして攻める将棋
を指していました。ここでは、第4図以降の指し方を検討したいと思います。


CapD20110825.png

CapD20110825_1.png

急戦になった場合に、▲7五歩が生きる変化がある

第4図から普通に指すとしたら△3二飛です。続いて▲2五歩と指せば、通常の早
石田の形と比べて7六歩が7五歩になっている局面になります。ここから急戦を仕
掛ける手を考えてみます。

まず、早石田5八玉の手順で仕掛けてみます。

△3六歩 ▲同歩 △5二玉(第5図)

▲3八飛 △8八角成り ▲同銀 △2七角 ▲5五角(第6図)

△2七角には、▲7七角、▲6六角、▲5六角、▲5五角などの手が考えられます
が、7五歩の形を活かして▲5五角と打つのが最善だと思います。通常の形に比べ
て、▲7四歩の攻めが速く、第6図は、先手が指しやすそうです。


CapD20110825_2.png

次に、△3四飛(第7図)と菅井新手でいった場合を調べてみます。

先手は、角交換から▲6五角と打つ定跡が有力です。

▲2二角成り △同銀 ▲6五角 △4四飛 ▲8三角成り △3六歩
▲同歩 △5五角 ▽8八銀(第8図)

定跡通りに進めば、第8図になります。通常形なら、ここで△7四歩で難解ですが、
この場合は▲同歩と取られてしまいます。以下、△7二銀 ▲8四馬 △5二玉 
▲5六歩の進行は、後手不満でしょう。


CapD20110825_3.png

持久戦の場合は、先手の駒組が難しいか

急戦を仕掛けるのは、先手の術中に嵌る可能性があるので、後手は升田式石田流に
するのが安全だと思います。

第9図は、s七段とk七段の対局からです。△5五銀と出るのは、升田式石田流の
常套手段ですが、この場合は7五歩を狙う意味もあります。

▲5六歩 △6四銀 ▲7六銀 △5四歩 ▲6七金 
△3三桂 ▲5八金(第10図)

7五歩の位を守るには、7六銀の形を作るのが普通です。先手は、角の打ち込みに
注意しながら駒組を進めなければなりません。▲6七金~▲5八金は苦心の手順で
す。しかし、第10図は、△5五歩の攻めがあり、後手が指しやすいでしょう。

これは一例ですが、7五歩が伸び過ぎともいえるので、先手は位の確保をするのに
苦労しそうです。

CapD20110825_4.png



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2011.08.25 / Top↑

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