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第1図は、将棋倶楽部24で最高レートが3150超えの方同士の対局からです。先手
が二枚銀に対して、浮飛車にしないで▲7六銀と上がったところです。

銀上がりが少し早いように感じますが、次に△4二金なら▲8六歩(第2図)と突
き、▲7七角~▲8八飛として、飛車先を逆襲する狙いがあります。


CapD20110911.png

なので、第1図からは△8五歩 ▲7七角(第3図)と進みました。

第3図の局面から、△5五歩(第4図)と5筋の位を取ったのが大山-山口戦(1985
年)
です。当時は、居飛車は位を取る指し方が多かったです。


CapD20110911_1.png

最近は、△7四歩(第5図)と7筋の歩を交換する手が指されています。

▲同 歩 △同 銀 ▲7五歩 △6三銀 ▲4六歩(第6図)


CapD20110911_2.png

△7三桂型に対する端の攻防

△9四歩 ▲9六歩 △7三桂 ▲9五歩(第7図)

後手は、8二飛のままで△7三桂と指しましたが、△8四飛と浮いてから△7三
桂として、△6五歩を狙うのがよくある指し方です。

先手は、後手の形を見て▲9五歩と端に手をつけました。

この手は、普通は成立しないものです。

級位者の頃には、△同歩 ▲同香 △同香 ▲同角で、▲7三角成りがあるので攻
めきれると、勝手読みをしてしまい、何回か痛い目にあったものです。

もちろん、▲同香には△9四歩(第8図)と受け、


CapD20110911_3.png

▲同香 △同香 ▲9五歩に△8六歩と突き捨てて、▲同角に△8四香(第9図)
と打つのが有名な手筋
です。

▲7四歩 △8六香 ▲7三歩成 △8七香成 ▲8三歩(第10図)

先手は第9図から、▲7四歩に期待しました。△8七香成りに、▲8三歩と指すの
が好手です。


CapD20110911_4.png

△同飛 ▲同と △7八成り香 ▲7三と △8八飛(第11図)

この分れはかなりいい勝負だと思います。実戦では、以下▲7五桂と打ちましたが、
△7二銀(第12図)が受けの妙手で、後手優勢になりました。


CapD20110911_5.png



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2011.09.11 / Top↑
第1図は、二枚銀に対して▲6七金と上がったところです。玉の守りは薄くなりま
すが、金の力で相手の攻めを受けようという方針で、棒金に対しても強い構えです。
(少し古い形で、2008年頃によく見られました。)

△5二金右 ▲6八銀 △8五歩 ▲7七角(第2図)

△8五歩に対して▲7七角と上がるのは、▲7五歩と突いてあるので違和感もある
と思います。しかし、二枚銀に対して浮飛車にするのは、逆に飛車を目標とされる
恐れがあります。もちろん、▲7六飛と石田流にする手もあり、どちらも一局です。


CapD20110821.png

△7四歩 ▲同歩 △同銀 ▲5七銀(第3図)

第2図から、△7四歩の歩交換は当然の一手です。△同銀に▲7六歩は消極的すぎ
で、▲5七銀と指すのが形です。ここで後手の候補手はいろいろ考えられます。

△7五銀には、▲5九角 △7二飛 ▲7六歩 △8四銀 ▲3六歩(第4図)が
進行例です。▲3六歩は、▲3七角の転換を含みにした手です。


CapD20110821_1.png

久保-木村戦(2008.11)では、第3図から△4二金直に▲5九角と引きました。続
いて△7五歩に▲7六歩と合わせました。(第5図)

△8六歩 ▲同歩 △6五歩 ▲7五歩 △6六歩 ▲同金 
△6五歩 ▲7五金 △9九角成り ▲7四歩(第6図)

難しい応酬が続いて第6図となりました。次に、△8九馬で後手の駒得ですが、7
四歩の拠点が大きく、いい勝負だと思います。


CapD20110821_2.png





次に、将棋倶楽部24より e-yazawa4さんとm七段の対局からです。

第3図から、△7五歩に▲3六歩(第7図)と進みました。この形は、角を5九に
引くのが有力で、機を見て▲3六歩と指すのがポイントになります。

△8六歩 ▲同歩 △7三桂 ▲2六歩 △6五歩 ▲5九角 
△4二金直 ▲9七香(第8図)

後手は、7四銀・7三桂と攻めの態勢を作り、△6五歩と仕掛けました。先手は▲
9七香と香車を早逃げさせました。先手陣は簡単に攻め潰される形ではなく、▲5
九角
と引き、カウンターパンチを狙います。

第8図は、まだこれからの勝負ですが、先手十分に戦える形勢だと思います。


CapD20110821_3.png


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2011.08.21 / Top↑
袖飛車から、端を絡める攻撃

第1図(鈴木大-阿部戦2004.5)は、9七角型石田流に対して、二枚銀から△7四歩
と攻めたところです。当時は、石田流には棒金が主流だったのですが、6一金型で
△7二飛~△7四歩と仕掛けた
のが工夫した仕掛けでした。

▲同歩 △同銀 ▲7五歩 △8三銀 ▲7七桂 △8四銀(第2図)

6三の銀を手順に8四に移動させました。

次に、△9五歩 ▲同歩 △9六歩の攻めがあるので、先手はここで動かなければ
なりません。


CapD20110723_9.png


第2図から、
▲7四歩 △7五歩 ▲同角 △7四飛 ▲8四角 △同飛 
▲7四歩 △7二歩(第3図)

6一金型なので、△同飛の局面で、飛車を成れません。▲7四歩と指しましたが、
△7二歩と受けられて後手がいいでしょう。以下、先手は8筋を制圧しにかかり
ましたが、駒得の後手に分があったようです。


永瀬-村中戦(2011.3)では、鈴木-阿部戦と同じ仕掛けが見られ、第2図と同一局
面になりました。永瀬四段は、ここで手を変えて▲6五歩(第4図)と指しました。


CapD20110723_10.png


△9五歩 ▲6六銀 △9六歩 ▲7九角(第5図)

▲6五歩を△同歩と取るのも難解だと思いますが、△9五歩と端を攻めました。

▲7九角と引き4六への転換を図るのが、5六歩型を活かした好手です。

△6五歩 ▲同桂 △6四銀 ▲4六角(第6図)

今度は、二枚銀が8四と6四に出て、先手の飛車を圧迫してきました。

しかし、▲4六角と急所に出て、後手は攻められません。玉の堅い先手のペース
でしょう。


CapD20110723_11.png


6七金・6八銀型の欠点

高崎-郷田戦(2008.8)でも、後手が同じように攻めています。ただ、先手の形が、
6七金・6八銀になっています。当時は、棒金の攻めを警戒して、8八角・6九銀
型で待機する指し方が多かったからです。

後手は、8三銀の形から、先に△9五歩と突きました。

▲同歩 △8四銀 ▲7四歩 △9六歩 ▲7九角(第8図)

▲同歩と取らせてから、△8四銀と上がりました。

△9六歩に▲7九角と引きましたが、第5図と比べると、角の転換ができなく、玉
も薄いので、先手がつらそうです。(ただし、6七金型の場合は、途中で▲5五歩
指す手は有力です。)

現在では、棒金に対する受け方が進化しており、6九銀型で待機する指し方は減っ
てきています。(詳しくは、「石田流対棒金」を参考にしてください。)


CapD20110723_12.png


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2011.07.23 / Top↑
石田流に対しての二枚銀は、左美濃とともに代表的な作戦で、江戸時代から指され
ています。二枚銀からは、△7二飛とする袖飛車や、△7二金~△8三金の棒金
多く指されています。

それに対して、振り飛車側は、石田流(浮き飛車)にして捌きを狙う指し方の他に、
石田流を回避し、7七角型にして受ける指し方があります。石田流の場合には、9
七角型で対抗する形と7七角型で対抗する形があります。

ここでは、それぞれの形を簡単に紹介します。(詳しくは、今後取り上げていく予
定です。)


二枚銀対9七角型石田流

第1図(久保-橋本戦 2008.11)の先手陣は、6七金型になっています。これは、
5八金・7九銀型から進んだもので、少し古い構えです。

第2図(永瀬-村中戦 2011.3)と比べると、居飛車の陣形はほとんど同じですが、
振り飛車の玉の堅さが違います。

居飛車は、△7四歩 ▲同歩 △同銀 ▲7五歩 △8三銀から、△8四銀とシフ
トチェンジして、端を狙う手がよく指されています。



CapD20110709.png


二枚銀対7七角型石田流

7七角型の場合は、7五の地点に角の利きがないので袖飛車からの攻めには要注意
です。7七角型を活かして、▲6五歩からの捌きや、▲5六銀~▲4五銀の玉頭銀
に出ることもあります。

第3図戸辺-中村戦(2004.12)は、先手は玉頭銀、後手は棒金にしています。

石川-勝又戦(2008.12)は、第4図から先手が▲9五歩と動いています。▲9五歩
の筋は、7七角型を活かした攻めといえます。


CapD20110709_1.png


二枚銀対石田流回避型

二枚銀は厚い形なので、攻めの理想形とされる石田流の形からでも、攻めきるのは
容易ではありません。浮き飛車にすると当たりがきつくなるので、袖飛車で逆襲さ
れることもあります。なので、石田流にしないで、7七角型にする指し方もよく見
られます。

第5図(久保-木村戦 2008.11)は、旧式の構えで、以前は▲6七金と上がる形を
よく見かけました。

第6図(遠山-木村戦 2010.11)が、最近の形です。 ▲5六銀と出られるので、玉
頭銀の狙いが出てきます。二枚銀は玉頭が薄いので、玉頭銀は有力な手段となりま
す。

CapD20110709_2.png

また、▲7六銀型にして対抗する形もよく指されています。第7図(永瀬-佐々木戦
2011.8)
、第8図(宮本-佐々木戦 2011.9)が参考になります。

図以後、後手は△7三桂と跳ねて△6五歩が狙い筋で、先手がどう受けるかが課題
となっています。

CapD20111207.png


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2011.07.09 / Top↑

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