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居飛穴対策はいろいろありますが、急戦向かい飛車も優れた作戦です。

三間飛車の場合は、居飛車側が▲2五歩(△8五歩)と突いてあることが多く、居飛
穴に組んだのを見て向かい飛車に転換するのも有力です。基本は、穴熊にがっちり囲
われる前に▲2四歩から急戦を仕掛けることです。


CapD20101129_4.png

第2図から、▲同歩 △同飛に、▲同飛と飛車交換するのは、

△同角 ▲2八飛車 △2三歩 ▲4六歩 △3三角(第3図)

となり、これは先手不満です。飛車交換になれば、飛車の打ち込みの隙がない振り飛
車側が有利なのです。

なので、第2図からは、▲同歩 △同飛 ▲2五歩 △2二飛 ▲3六歩(第4図)
のような展開が考えられます。

CapD20101129_5.png



この三間から向かい飛車転換型を良く指しているのは、安西六段、小倉七段、永瀬四
段などです。
         
安西流

最近は指されていないですが、以前は向かい飛車転換型をよく指しており、「振り飛
車党宣言!②三間飛車編」では、この形の講座を書かれています。玉の囲いは美濃で
なく、7二玉・6二銀型が多いです。

第5図から、▲同歩に△同角と取り、手順に4二に角を引き、(この指し方は、「島
ノート」には三浦流と書かれています。)第6図のような陣形を目指します。


CapD20101129_6.png

小倉流

向かい飛車の本も書かれている小倉七段は、三間からの向かい飛車転換型も得意とし
ています。第7図の▲8七飛は小倉流△2三飛と言われています。(手の意味はここ
では省略します。)、この局も三間からの転換型です。

安西六段と同じように三浦流で指す(第8図)こともあれば、

CapD20101129_7.png

6七銀・7八金の形にこだわらずに、機敏に仕掛けたり、囲いも穴熊に組むなど、
いろいろな形を試されているようです。(第9図、第10図)

CapD20101129_8.png


永瀬流

第11図は、▲4六銀に対して△2四歩と突いたところです。この手では、△3四銀と
するのが普通なのですが、△2四歩から、▲同歩 △同飛 ▲2五歩に、△3四飛と
石田流にするのが永瀬流です。第12図で後手は、△4五歩からの捌きがあります。

CapD20101129_9.png


向かい飛車の注意点

向かい飛車を指す時に知っておかなければならないのは、居飛車が△6四歩と突いた
形では、▲8六歩から飛車交換を迫る手は成立しないということです。

例えば、第13図より、
▲8六歩 △同歩 ▲同飛 △同飛 ▲同角 △8八歩 (第14図)

この△8八歩が手筋の一着で、▲同金は△6五歩で後手有利となります。


CapD20101129_10.png

 参考文献
「島ノート」講談社
「振り飛車党宣言②三間飛車編」毎日コミュニケーションズ
「三間飛車道場第2巻」毎日コミュニケーションズ

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2010.11.29 / Top↑

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